パン講師がレクチャー!自宅で出来るマリトッツォの作り方
2021年にブームが来ると噂さえれている今話題のパン「マリトッツォ」。
オレンジピールで香り付けしたブリオッシュに生クリームを入れたイタリアのローマ発祥のドルチェです。
その歴史は古くローマ時代に遡るのだとか。
このマリトッツォはイタリア語のマリート(夫)が語源であるとされていて、その昔男性から好きな女性にこのパンをプレゼントする習慣があったことからこの名前がついたとされています。
この記事では作り方を動画と共に解説していこうと思います。
作り方の動画
材料(8個分)
<生地>
- 強力粉 250g
- イースト 4g
- 塩 5g
- 砂糖 15g
- 溶き卵(全卵)75g
- オレンジジュース 100g
- 無塩バター 37g
<クリーム>
- 生クリーム(乳脂肪47%) 400g
- グラニュー糖 40g
手順
1、生地の材料の無塩バター以外をボールに入れて、人まとまりになるまでこねます。
今回は仕込み水にオレンジジュースを使うことで生地に柑橘系の風味をつけました。
金額も安く済む上にオレンジをすりおろす手間がなく、果肉もあまることがありません。
2、生地の表面が滑らかになってきたらバターを入れてこねます。
バターが入ってからは生地がとても柔らかくなりますが、カードを上手く使うことで綺麗にまとめることができます。
3、生地がひとまとまりになったら発酵させます。
生地は温かいところで大きさが2倍くらいになれば発酵完了です。
もし、電子レンジに発酵機能があれば35度で45分ほど発酵させましょう。
4、生地が発酵したら8等分ます。
この時に全部の重さが均等になるようにしましょう。
仕上がりの大きさが揃って見栄えがよくなりますよ。
5、丸く形を整えたら最終発酵をさせます。
シワがないように生地を丸めたら、つまみめは下にして並べるのがポイントです。
温かいところで大きさが2倍くらいになるまで発酵させます。
6、200度に予熱をしたオーブンで13分焼きます。
焼く直前に生地の表面に卵を塗ると光沢がある焼き上がりになります。
こんがりと綺麗な焼き色がついたらパンの完成です。
7、生クリームを泡立てて挟みます。
今回紹介しているのはプレーンなホイップクリームですが、イチゴなどの果物をデコレーションしても可愛く仕上がります。
まとめ
見た目が可愛い上に自分で作るとたくさん出来るので、おもてなしにも使えるレシピです。
手作りで目に見えるものしか使われていないので、子供のおやつなどにもぴったりかなと思います。
ぜひ作ってみてください。
完全感覚ベイカー