令和６年7月6日（土）に、銀行やお金をテーマにしたお祭り「祝！　新一万円札　くろぎんまつり」が開催されます。会場は「旧黒須銀行」と、隣接する繁田醤油株式会社が所有する「西山荘ストリート」です。開催時間は10時～15時30分までとなっています。

いよいよ明日、令和６年7月3日（水）から新しいお札が発行されますよね！　「近代日本経済の父」と称される渋沢栄一は新一万円札の顔となります。渋沢栄一は入間市指定文化財の「旧黒須銀行」の創立に関わり顧問も務めていました。

今回のお祭りは 渋沢栄一とゆかりが深い「旧黒須銀行」と隣接する「西山荘ストリート」で開催されますが、どちらの施設も普段は一般公開されていません。これは見逃せませんよ！

また、普段は見ることのできない渋沢栄一揮毫の扁額の特別展示があります。黒須銀行創業者のお宅に伝わる大変貴重な扁額ですので、ぜひこの機会にご覧になってみてくださいね。

旧黒須銀行の会場では、明治の銀行の雰囲気を追体験できる建物公開が行われます。

それだけではなく、むかしに使われていたお金の展示もされていて解説案内もあります。お金について不思議に思ったことや、知りたかったことを質問する良いチャンスとなりそうですね。

西山荘ストリート会場では、お子さんと一緒に楽しめるイベントがたくさん開催されます。

夏休みの自由研究にも活かせそうな、渋沢栄一やお金に関するクイズに新札の展示、模擬一万円札のつかみ取りゲームが行われます。親子で楽しみながら、お金にまつわる様々なことが学べそうですよ。

今回筆者が注目したのは「ピカピカ泥団子作り」です。なんと、この泥団子は旧黒須銀行のような蔵造りの建物などに使用されている漆喰を使うんですって！！　

しかもカラフルでピカピカと輝く泥団子が作れるとのこと。これはお子さんだけでなく、大人の方も参加してみたくなっちゃいますね。

小さなお子さんも楽しめる「むかし遊び」のイベントもありますよ。このイベントではヨーヨー釣りやけん玉、あやとり、コマ回しやお手玉など懐かしい遊びが体験できますから、思いっきり遊んでくださいね。

このお祭りでは盆踊りや素敵な音楽の演奏も楽しめます。

「佐左エ門音頭黒須よいとこ編」「入間音頭」「茶ッ茶音頭」など、地元ならではの炭坑節や音頭で踊る盆踊りが開催されます。こちらは貴重なレコードの音源や生唄で楽しむ盆踊りです。

盆踊りを体験したことのない方でも、踊りを教えてくださる先生が丁寧に教えてくださいます。安心して参加してみてくださいね

また、国内外で活躍している数少ない女性バンドネオン演奏家の小川紀美代さんと、小川さんに師事する演奏家の西澤雄樹さんが素敵な演奏をしてくれます。美しいバンドネオンの音色に耳を傾けながら、お祭り会場を楽しみましょう。

お祭りを楽しんでいると、どうしてもお腹が空いてきてしまいますよね。このお祭りでは、キッチンカーや喫茶コーナーのブースが設けられていて皆さんのお腹を満たしてくれますよ。

大人の方も満足できる、スリランカの家庭料理やスパイスのきいたカレーのお店。

お子さんが大好きなうどんや、甘くて美味しいクレープのお店も出店します。

また地元の銘茶である狭山茶を提供するお店や、お土産にも嬉しい焼き菓子を提供するお店も出店します。

ぜひ皆さんも、渋沢栄一にゆかりのある建物で開催される賑やかなお祭り「祝！　新一万円札　くろぎんまつり」で夏の思い出を作ってみてはいかがでしょうか？

▼祝！　新一万円札　くろぎんまつり▼

会場：旧黒須銀行・西山荘ストリート

開催日：令和６年７月６日（土）

開催時間：10時～15時30分