皆さんは入間市が数々のアーバンスポーツイベントを開催していることをご存知でしたか？

2024年12月1日（日）には自転車を主役としたイベント「茶リンコFESTIVAL」が、広大な茶畑の中にある入間市立新久小学校の校庭を会場にして初開催されました。

会場には大きなジャンプ台や自転車にまつわるブースやコースが設置されていて、小学校の校庭とは思えないレベルのパークが出来上がっていますよ。

おや。とても素敵なモトクロスバイクが展示されています。

「これは、私が実際に乗っているバイクなんですよ。」と筆者に話しかけてくれたのは、 2024年全日本モトクロス選手権レディースクラスにてチャンピオンとなった入間市向原中学校出身の川井麻央選手です！　

川井選手にお話を伺ってみると「入間市初のサイクルイベントに呼んでいただけたことが、本当に嬉しくって（笑）。いつか私も入間市のためにお役に立つことができたら良いなと思っていたんですよ。光栄に思います！」とキュートな笑顔で仰っていましたよ。

それでは会場内を巡ってみましょうか。

「淹れたてのほうじ茶はいかがですか？」と声を掛けてくれたのは入間市お茶大使の皆さんです。

空気が乾燥していて、ちょうど喉が乾いていたんですよ。ほうじ茶を一口いただくと、心も身体もホッと一息つくことができました。

大樹作業所さんのブースがありますよ！　大人気のお団子に大福や酒まんじゅうなどの和菓子も販売されています。

キッチンカーによるフードやスイーツ、ドリンクの販売もありますね。これならお腹を満たしつつイベントが楽しめそうです。

アーバンスポーツの会場といえば、ストリートミュージックが流れていることが多いのですが...。

なんとこの会場にもDJブースが登場しています。またムラサキスポーツの皆さんが軽快なMCをしてくれています。なんだかいつものスポーツイベントとは違った雰囲気ですよね。

BMX体験にはたくさんの子ども達が並んで順番を待っています。国際的にも人気の高いBMXですが、販売されているお店も試乗ができる機会もなかなか無いですもんね。

パンプトラックにチャレンジしている子ども達もいました！　凹凸としたコブが波のように連続しているコースを走るのですが、意外と高低差があります。途中転んでしまう子もいましたが、すぐに立ち上がって果敢に挑んでいましたよ。

注目のプロライダーによるデモンストレーションが開始される時間になりました。すると会場内にいた方々が一斉にデモンストレーションブースに集まってきました。

まず登場したのは、バイクトライアル元世界チャンピオンの有薗啓剛選手のMTBパフォーマンスです。有薗選手はシルクドソレイユでも活躍されたプロ中のプロのライダーです。

おや？　MTBにまたがった有薗選手が勢いよく筆者の方へと向かってきます。

「ちょっと待って！」と思った瞬間には、筆者の目の前にMTBのタイヤが！！　腰が抜けてしまいそうです（汗）。

更には小学生の女の子が寝ている上をピョンピョンとジャンプしていくとのこと。これは女の子も怖いですよ（泣）。

有薗選手は絶妙なバランス感覚で女の子を飛び越えていきます。一瞬たりとも目が離せないテクニックの数々に、会場内は大きな拍手に包まれましたよ。

BMXフラットランドのステージに登場したのは、入間市スポーツアンバサダーの河内銀成選手です。河内選手は足を地面に一回も着くことなくBMXと一緒にクルクルと回転していますよ。

難易度が高く美しい技が次々と繰り広げられると、筆者の隣りにいた男の子は「かっこいい。僕にもBMXができるかなぁ。」と目をキラキラと輝かせながら呟いていました。

最後はムラサキスポーツに所属しているプロライダーによる豪快でダイナミックなBMXジャンプショーです。特設のジャンプ台は非常に高さがあります。

会場からは「この高さからBMXでジャンプするの？」「テレビでしか観たことがなかったからね。目の前で見られるなんてワクワクしちゃう！」と驚きと期待が混じった声があちこちから上がります。

スピードを上げたBMXは空高く舞いあがり、迫力のあるジャンプを次々と見せてくれます。太陽の光を浴びたライダーの姿は、まるで映画のワンシーンのように輝いています。

会場にいらした方々にお話を伺うと「改めて自転車の魅力を感じることができました。プロライダーの方々のパフォーマンスには興奮してしまいました！」

「入間市が他の地域では体験できないイベントを開催してくれることが嬉しかったです。他のスポーツイベントにも参加してみたいです。」と仰っていました。
また来年も「茶リンコFESTIVAL」が開催されることを筆者も皆さんとともに願っています。素敵な驚きと感動の時間をありがとうございました。

▼入間市立新久小学校▼

住所：入間市新久500