突然ですがクイズです。「国際通りにないものが2つあります。誰もが使うもので、ないととても困るものです。さて、何でしょう？」

答えはゴミ箱と公衆トイレです。

正確に言うと公衆トイレは、てんぶす那覇の裏とパレットくもじの前にあるのですが、国際通り沿いではないですね。トイレを利用したい時はお店のものを借りることになります。

ゴミ箱はありません。以前は数か所にゴミ箱がありましたが、最近、撤去されました。
家庭ごみを持ち込まれたり、分別の問題があるからだと思います。

ゴミ箱はお店のものを借りるわけにいかないので、持ち帰ることになりますが、邪魔ですよね。そうなると、あちこちにゴミが放置されてしまうのです。私の大好きな那覇の街がゴミだらけなんて耐えがたいです。

そんなところに「マナティ」の月に一度のクリーンアップイベントを知ったので参加してきました。

「マナティ」とは

公式サイトを見ると

引用：マナティ

ビーチなどに漂着したゴミを集めることは簡単に出来ますが、それを分別して処分を依頼しないと集めただけになってしまいます。

マナティでは、お店などに500円を支払うことでバックを借りられて、いつでも気軽にゴミ拾いが出来る”パートナー”とアクティビティと一緒にクリーンアップを楽しめる”パートナー”が登録されています。

また、月に一度は県庁前広場に受付を設けて国際通り周辺のクリーンアップをする「街マナティ」を行っています。

私は8月の「街マナティ」に参加してきました。

「街マナティ」に参加してきました

沖縄の大きな魅力は美しい海ですが、海の漂着ゴミが問題になっていることをニュースなどで見たことのある方も多いでしょう。

海のゴミは海で不法投棄されたり、他の国から流れ着いたものもありますが、街中から川を伝って漂着したものも多いのです。

私はダイバーでもありますので、海がゴミで汚れてしまうのは悲しいです。街をクリーンアップすることで海もキレイになればいいなと思って参加しました。

県庁前の県民広場に受付があります。

事前申し込みも必要なく、どなたでも手ぶらで無料で参加できます。

受付で諸注意を聞いたら、ゴミを入れる黄色いバックと軍手、トングを借りて好きなところでクリーンアップ活動をしましょう。

国際通り沿いのお店の方が掃除をしたり、いろいろなグループがクリーンアップ活動をしているのでキレイに見えるのですが、実はゴミが多いのが実状です。

私ひとりで1時間くらいで集めたゴミはこちら。

ジュースのペットボトルやアイスクリームのカップが多かったのですが、ビーチサンダルなど、何故落ちているのかわからないものもありました。

受付けに戻るとたくさんのゴミが集まっていました。

街マナティを終えてバックなどを返却するとボランティア証明書が貰えました。

街がキレイになると気持ちもスッキリしますね。仕事帰りに買い物やデートのついでにフラッと参加してみませんか。

「街マナティ」の基本情報