マスコミが「異例」と叫ぶ安藤美姫さんの出産告白後の記者会見。むしろマスコミ側が異常なだけでは?
今月5日、フィギュアスケートの安藤美姫さんが報道各社から要請を受けていた合同記者会見に応じられたのですが、その後に書かれた「スポニチアネックス」の記事が腐っておりました。
会場の使用料を徴収するのはおかしなこと?
今回の会見、デイリースポーツによると報道各社から要請されて開かれたものなのですが、その記者会見を開くためにかかった費用を安藤さんがマスコミ側から頭割りで徴収したところ、スポニチアネックスがさも“おかしなこと”のように読者に訴えているのです。
この自称関係者のコメントを読むかぎり、これまで報道各社からの要請で開かれた記者会見であってもマスコミ側は場所代を負担していなかったようですが、記者会見を開けと要請した側なのに負担しないって、変じゃないですか?
今回、会見が行われた宴会場の使用料は15万円だったとあります。正直、高いです。著名人の方々の収入がいくらなのかは知りませんが、いち庶民の感覚から言えば高い。それを各社頭割りにして7,142円徴収されたからと言って、わざわざ“おかしなこと”のように訴えることこそが“おかしなこと”です。
常識で考えれば、要請した方が出すのが普通なんですよ。あなたたち、その“報道”で食ってるんでしょ?
過剰取材が原因で弁護士同伴なのに異例・異様と訴え
また、今回の会見では安藤さんの代理人の弁護士も同席し、記者会見の映像を使用できるメディアの指定、使用期間の設定などをマスコミに向けて通達したともあります。
困惑もなにも、マスコミの過剰取材が原因なのではないのですか?
日刊スポーツによると、安藤さん側は夜中の電話や母親への取材、関係者の実家への訪問など、メディアスクラムが発生し、プライバシーが侵害されていることが分かります。
この通達や前述の使用料の徴収がよほど気に入らなかったらしく、東京スポーツも「異様な会見だ」と訴えて安藤さんに悪印象を与えるような内容の記事を書いていましたが、もう少し我が身を省みてはどうでしょうか。
なお、この過剰取材の発端になったとも言える出産の告白ですが、そもそも告白より前にパパラッチに追い掛けられており、スクープ的報道を避けたかったため告白せざるを得ない状況だったようです。
日本はマスコミも中世ですね。