少し前まで深緑に色づいていた木々が彩度を落とし、各地で紅葉シーズンを迎える時期となりました。自然に囲まれた美しい景色を楽しむために、たまには郊外のカフェで景色を見ながらゆっくりとコーヒーを飲んでみてはいかがでしょうか。この日訪れた「イカルカフェ」さんでは、近郊の森で暮らす可愛い野生動物のシルエットがデザインされた美味しいラテが提供されています。ユニークな“合言葉”を伝えるとプレゼントをもらえるイベントも開催されているので、ぜひ注目してみてください。

「イカルカフェ」ってどんなお店？

「イカルカフェ」があるのは、長野県北佐久郡軽井沢町にある星野エリア内。同店は「ピッキオビジターセンター」という軽井沢野鳥の森にあるケラ池のほとりにあり、池に隣接するスケートリンクの形状にあわせて緩い曲線を描いていることが特徴となっています。この日はちょうど冬季に営業するスケートリンクの準備をしていたため、店前の池の一部が空っぽになっていました。現在はスケートリンクがオープンし、大自然に囲まれた開放的な環境でスケートを楽しむことができます。

スケートリンクに面した窓側の席は天気のいい日には解放され、半屋外の広々としたスペースでコーヒーを楽しむことができますよ！スケートリンクからそのままカフェの店内へ入ることができるところもポイントです。

訪問時は店内に野生動物に関係する資料や動物の剥製が配置されていました。この展示は冬季にはスケート靴の収納棚となり、店前に広がるスケートリンクで遊ぶためのロッジのような役割も果たします。また、ここはピッキオで開催されているさまざまなツアーの拠点となっており、出発前の説明やガイドの紹介などもここで行われていますよ！

“合言葉”を言えたらクッキーをプレゼント

ところでみなさんは、軽井沢の森に生息しているイカルの鳴き声を聞いたことがあります？筆者が普段暮らす地域にはイカルがいないため知らなかったのですが、耳を澄ましてよく聞いてみると、その抑揚が「コーヒー1杯プリーズ」という英語と酷似しているのです。そんな空耳的な偶然から、同店ではドリンクのオーダー時に「コーヒー1杯プリーズ」という合言葉をスタッフに伝えると、小さなプレゼントを用意してもらえます。

その小さなプレゼントというのは、イカルをかたどった小さなクッキー。ドリンク1杯につき1枚のクッキーがもらえるので、ぜひオーダー時に試してみてくださいね！

イカルや子リスと楽しむ絶品ラテ

今回いただいたのは、定番ドリンクの「カフェ ラテ」と、11月末までの期間限定で提供されている「森の子リスのマロンラテ」の2品。どちらもホット、アイスから好みの飲み方を選ぶことができますが、ホットドリンクの場合、カフェ ラテにはイカルの姿を、森の子リスのマロンラテには子リスの姿がそれぞれココアパウダーでステンシルされています。

実は栗が苦手で、普段はあまり栗を使ったものをオーダーすることがない筆者。しかし、こちらの森の子リスマロンラテは栗のシロップのみを使っているため、栗特有のパサパサとした舌触りはなく、香ばしい栗の風味をたっぷりと感じることができる1杯となっていました。季節メニューは定期的に入れ替わるため、詳しくはお店へ直接お問い合わせください。

「イカルカフェ」の詳細情報

森の中のカフェでほっと一息

この日は別件の取材で星野エリアを訪れていたのですが、施設の説明時に便乗して、カフェでじっくりと美味しいラテをいただいてきました。今回いただいたドリンクは取材のために用意していただいたものとなりますが、商品のレビューに関しては、公平、中立な立場で記載しています。みなさんも軽井沢を訪れた際には、ぜひ「イカルカフェ」さんで美味しいコーヒーを楽しんでみてくださいね！