【船橋市】船橋市民が心を燃やす七年祭り、今回は神事のみ執り行われました。郷土資料館でミニ展示開催中!
船橋市民のソウルフェスティバルといえば「七年祭り」! 丑の年と未の年、数えで七年に一度行われることからそう呼ばれています。2021年は開催年。毎年開催されるわけではないので、一層楽しみにしていたという方も多いと思います。
筆者もその一人。2015年にその熱気を初めて目の当たりにして、次回はもっともっと楽しめると思っていたのですが、今年は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため神事のみが執り行われました。本来なら神輿が町を練り歩き、二宮神社社殿へ乗り入れるとても大きなお祭りです!
参加が叶わなかったのは残念ですが、郷土資料館にて下総三山の七年祭りミニ展示が実施されていると知り、見学に行ってきました!
目に飛び込んでくるのは田喜野井の印半纏。次の開催年こそは、この半纏を着て神輿を担ぐ地元住民の方々の熱気が見られると良いなあと思いつつ、興味深い展示を見ていきます。
七年祭りは、船橋市、千葉市、八千代市、習志野市内の9つの神社が参加する大きなお祭り。その中でも、船橋市三山にある二宮神社が中心となっています。安産や子育てを祈願して、室町時代から始まった歴史の長いお祭りです。
…なんて語ってますが、ほとんど今回見学した郷土資料館の展示や解説で初めて知りました(汗)
折り紙ペーパークラフトも配布されています。
小さな半纏、可愛いです。
お子様と一緒に、お祭りや伝統についておしゃべりしながら作るのも楽しいと思いますよ。
船橋市では、こんなにたくさんのお祭りが行われているんですね。
小さな頃から楽しんできた行事でも、その歴史や詳細を改めて考える機会はあまりなかったという方もいらっしゃるかと思います。動画での解説もあり、とても面白いですよ。
また、マップで巡る下総三山の七年祭りとして、市ホームページか郷土資料館で手に入るマップとスマートフォンを使って、関連史跡5箇所を巡るイベントが開催中です。
マップのQRコードを読み取ると1分程度の動画が始まるので、参考にしながらクイズに挑戦。全問正解で郷土資料館オリジナル缶バッジがもらえるとのこと。一度に大勢が集まる心配もなく、歴史に触れながら楽しくウォーキングもできるイベントはなかなか珍しくて面白い! スマートフォン操作やクイズ回答は、安全な場所で立ち止まって行ってくださいね。
下総三山の七年祭りミニ展示、マップで巡る下総三山の七年祭り共に2021年12月28日まで開催されています。
是非見に行ってみてはいかがでしょうか! 休館日等お確かめの上お出かけくださいね。
【住所】千葉県船橋市薬円台4-25-19