年齢的にも金銭的にも…「お歳暮をやめたい!」実際にやめてみた方法とその末路
こんにちは、みさむーこと安藤未紗です!年末が近づくと、お歳暮を贈るご家庭も多くなりますよね。しかし、ただでさえ、年末年始は支出が増える時期と重なってしまうので、そろそろお歳暮をやめたいなと思っている人もいるのではないでしょうか。
実は、高齢になった親戚が、年齢や金銭的な負担からお歳暮がつらくなってきていたよう。ずっと続けてきた習慣なので、やめたいとはなかなか言い出せない様子でもありました。そこで今回は、高齢の親戚にかわって「相手の気持ちを害さずにお歳暮をやめる」手助けをすることに。
お歳暮やめる方法を調べて、一番合うものを検討し、実際にやめてみた体験談をお話しします。
お歳暮をやめたい…どう伝えればいいの?
長年お歳暮を贈っていると、急にやめるのも気が引けるものですよね。しかし、贈る相手にも負担をかけてしまうこともあるかもしれませんし、何か良い方法はないかといろいろと調べてみました。
お歳暮をやめるための3つの方法
- 何も言わずに贈らない
挨拶状などを出さずに自然に贈るのをやめ、万が一先方から届いた場合はお礼状を送りつつ、今後は辞退したい旨を添える方法。 - フェイドアウト式でやめる
少しずつ贈る回数を減らして、負担が少ないタイミングでやめていく。 - 率直に提案する
「年齢的にも経済的にもお金がかかるので、贈りあうのはやめましょう」と、正直に話して相手の負担も減らす方法。
それぞれの方法にはメリットとデメリットがあり、1の方法は少し罪悪感が残る、2は失礼に思われるかも、3はなかなか言いにくい…と感じました。悩んだ結果、3を応用して年末を迎える前の今の時期に手紙で伝えることに決めました。
お歳暮をやめるために書いた手紙の内容
今回の手紙は、嘘偽りのない本心から感謝の気持ちを伝えつつ、辞退をお願いする形にしました。手書きではなくPCで作成し、自宅のプリンターで印刷して送りました。その手紙の内容がこちらです。
日頃より格別のご厚情を賜り、心より御礼申し上げます。
今まで度重なる、お歳暮のお心遣いを頂戴し、家族一同、感謝の気持ちでいっぱいです。長年にわたり温かいお心をお寄せくださり、心より御礼申し上げます。
誠に恐縮ではございますが、年齢を重ねましたこともあり、今後はお中元やお歳暮のお心遣いを辞退させていただきたく存じます。これまでのご厚情に深く感謝申し上げつつ、何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
引き続き変わらぬご厚誼を賜れましたら幸いでございます。ご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。
早めに伝えるとお互い負担も軽減できる
今のタイミングで手紙を送っておけば、相手も無理なく準備を進めることができますよね。もしかしたら、同じように負担に感じていたらホッとされるかもしれません。
筆者の親戚も、気にかけていた気持ちの負担も軽くなったようですし、今のところ何も問題なく過ごせています。
お歳暮をやめる勇気も大事
このように、長年続けてきた贈り物をやめるのは気が引けるものですが、負担が大きく感じられるようになったときには、無理せずにやめる選択も大切です。贈り物には少なからず費用がかかり、経済的に厳しい場合には特に重く感じられますよね。こうした関係の見直しが、お互いにとって心地よい付き合い方につながることもあります。今回の体験が、皆さんにとって無理のない贈り物のあり方を考えるきっかけとなれば幸いです。
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※個人の感想、見解を含みます