型紙通りに切ったのに!カーブの所の長さが合わないのなんで!?
ワンピースやジャケットなど胸の所が立体的になったデザインのお洋服ありますよね。
端を合わせて待ち針を刺したのに、どうやっても長さが合わなくて困った。
無理やり伸ばして縫ったらシワが入った!
そんな経験した方いませんか?
実はそれ、待ち針を刺す位置を間違えてるからかもしれませんよ?
合わせるのは縫い代の端じゃない!
型紙は出来上がり線が同じ長さになるように作られています。
待ち針を刺すとき、止めるのは端じゃなくて、縫う所です。
カーブの形が違うと、そのカーブの外側につく縫い代は、外向きのカーブの端は長くなり、凹んだカーブは短くなります。
だから布の端っこを合わせて止めようとすると合わないんですね。
カーブがきつくなればなるほど、出来上がり線と端の長さの差が大きくなります。
なので余計合わせるのが難しくなるので、出来上がり線を測って同じ長さの所に印をつけておくとズレが起きにくくなります。
直線でも端から順に待ち針を刺すとズレやすいので、両端を固定してから、印の所、そしてその中間を待ち針でとめていきます。
カーブがきついほど沢山さしてください。
縫った後縫い合わせた生地の端がずれて片方縫い代が5mmとかになっていた場合。
それは待ち針の本数が少なかったからです。
沢山待ち針を刺した状態で縫うのが難しい場合は、1cm位の大きい縫い目で、端から7mm位の所をしつけ糸で縫ってから待ち針を抜いて、ミシンで縫ってみてください。
待ち針の刺し方で縫いやすさが変わるよ!
待ち針が抜けそうで怖いから深く差していませんか?それが縫いにくさの原因です。
待ち針の先は5mm位出ているだけで良いです。
ここの先が奥にあると布に干渉して縫い合わせる生地の角度が違う場合は特に余計なシワが入ったり、生地を動かしづらくなるんです。
1~2mmすくって、先はちょこっと。
これが縫いやすくなるポイントなんです!