【寝屋川市】カカオ豆から作る板チョコって? 選ぶのが楽しくなる香里園のチョコレート工場
私たちが普段から食べている「チョコレート」。とても身近なお菓子ですが、それに使われているカカオ豆がどんなものなのか、想像したことはありますか? もしかしたら、どんなカカオ豆が使われているのかを知ることで、チョコレート選びがもっと楽しくなるかもしれません。
「CHOCO FOREST」(チョコフォレスト)は、香里園にある小さなチョコレート工場&カフェです。カカオ豆の焙煎から製造、販売に至るまでの全工程を店内で行なっているのが特徴なんですよ。
店内に入ると、たくさんのチョコレートスイーツがずらり。とくに目を惹いたのが壁面に飾られている正方形のパッケージなのですが、いったい何なのでしょうか?
実はこのカラフルなパッケージは、すべて「CHOCO FOREST」で作られた板チョコなんです! パッケージは、シェフのお友だちであるクロアチア人の方がデザインされているそう。日本ではあまり見かけないテイストの絵柄が印象的ですよね。
カカオ豆の産地や、含有率が書かれています。「同じ70%のチョコレートだとしても、カカオの産地が違うだけでずいぶん異なる風味になるんです」と店員さん。
「エクアドル 70%」の風味をイメージした写真が展示されていました。赤ワイン、黒イチジク、シナモン、フローラルといったイメージ写真から、香り高くて芳醇な味わいが想像できます。
全商品ではありませんが、いくつかの板チョコについて、フルーティーなイメージ、さっぱりとしたイメージなど、風味の違いを表す展示がされています。試食も配られていたので、実際に違いを確かめてから購入することができました。
カカオのおいしさが引き立つお菓子
「CHOCO FOREST」には、板チョコレート以外にもカカオを使ったお菓子がたくさん用意されています。
チョコレートムースは、午前中に売り切れることもあるほどの人気商品。シンプルなスイーツだからこそカカオの味わいがダイレクトに伝わります。
カカオニブやカカオティもありました。下段にあるカカオニブはそのまま食べるのはもちろん、グラノーラに混ぜたり、お菓子作りに活用したりもできますね。
こちらはスイーツが作れるキット。牛乳・オイルを加えて混ぜ、レンジで加熱するだけでブラウニーができるというものです。「ファッジ・ブラウニー」と呼ばれるイギリスのスイーツで、普通のブラウニーよりも濃厚だそうですよ。
このほかにも、たくさんのチョコレートスイーツがありましたよ。
カカオ豆への関心が高まり、これからのチョコレート選びがますます楽しくなりそうです。ぜひ、あなたも香里園のチョコレート工場を訪れてみませんか?