Yahoo!ニュース

イメージと違う…簡単そうに見えて実は釣るのが難しかった魚

なるフィッシュ釣り情報メディア『釣りの知恵袋』

4月10日から 「釣りの知恵袋」なるフィッシュがLINE公式アカウントで配信スタート!
釣具のレビューや釣果がアップする釣りの知識、釣りに関する面白いトピック等の記事を、毎週水曜日の18時00分にお届けします。
ぜひ、友だち追加してご覧ください!
<友だち追加の方法>
■下記リンクをクリックして友だちを追加してください
LINEアカウントメディア(外部リンク)
※本リンクはYahoo!ニュース エキスパートとの取り組みで特別に設置しています。

釣りではシーバスやニジマス、タチウオなど実に様々な種類の魚を釣って楽しむことができるもの。

筆者も今までいろんな種類の釣りにトライしてきたのですが、中には「前評判よりも釣るのがかなり難しかった魚」がおり、釣り上げるまでに1年以上の時間を要しました。

そこで今回は、そんなイメージとは違って釣るのが難しいと感じた魚について紹介します。

簡単そうに見えるけど難しい魚は…?

筆者が意外と釣るのが難しいと感じた魚は「ブラックバス」です。

ブラックバスといえば釣りをしない方にも知名度のある魚で

  • 獰猛で食欲旺盛
  • 口に入る生き物は何でも食べる
  • どんなところでも生息している

といったイメージがあるため、バス釣りをしていない方には「バス釣りは簡単そう」だと感じてしまうのも無理はありません。

このイメージは確かに当てはまる部分があり、バス釣りではシーバスやクロダイ、タチウオやトラウトなどのターゲットとは違い、バス用と呼ばれるルアーは非常にバラエティに富んでいます

例えばミノーと呼ばれる小魚を模したルアーや

丸みのあるボディが特徴的なクランクベイト

ブレードにヒラヒラとしたスカートが特徴的なスピナーベイトに

果てはもはや魚に全く寄せる気のない鉛筆のようなデザインのルアーまで存在します。

上で紹介したような鉛筆型のルアーでも釣れてしまう魚であることから、筆者も「バスは何でも食べるからルアーで釣るのは簡単だろう」と軽い気持ちでトライしたのですが、実際にトライしてみるとこれが大間違いだと気づかされるのでした。

バス釣りが難しいと感じた理由

気軽な気持ちでバス釣りにトライし、小バスでさえ釣り上げるのに1年ほど要した筆者。

ここからは筆者がバス釣りにトライして難しいと感じた理由について紹介します。

その① 居場所が絞れない

一つ目に苦労したのが、居場所の絞り込みについて。

釣りではまず対象となる魚がいる場所を見つけなければスタートラインに立てないのですが、ブラックバスはどこにでもいるというイメージがあったため、逆に居場所を絞り込めなかったのです。

確かにブラックバスは水の綺麗なところから水質の悪いところまで生息する適応力があるのですが、その中でもバスにとって居心地のいい場所は存在します。

小さい野池などのポイントは別として、河川やダムといった広大な場所だと季節や時間帯によってもバスの付き場が変わるため、バス釣り未経験の方は苦労するポイントではないでしょうか?

その② ルアーが絞れない

二つ目はルアーが絞れないこと

これもイメージに騙された部分があるのですが「何でも食べる=何を投げても釣れる」ではなく、「その時々に応じてベストなルアーを選択する必要がある」ということを意味します。

バスは確かにエビや小魚、虫、ミミズなどの様々な生き物を捕食しているのですが、例えば「産卵後にはテナガエビを偏食する」といったシーズナルパターンが存在するため、他のルアーを投げても反応しないといったことも珍しくありません。

バス用ルアーが多岐に渡るのはバス釣りの歴史が長いこともありますが、様々なパターンん対応するために多様なジャンルのルアーが必要だったのではないかと考えています。

その③ スレると難易度が跳ね上がる

3つ目が、スレると難易度が跳ね上がることです。

これはどの魚にも言えることですが、今ではバス釣りができる場所が減っていることもあり、特に都心のエリアではどこもバスがスレていると言っても過言ではありません。

筆者も見えバスを見つけては、ウキウキとしてルアーを少し先へ投げ込んでみるのですが、ルアーの着水音で逃げてしまうというのを何度も経験しました。

中には水の中にラインが入っただけで警戒して捕食しないケースもあるようで、獰猛で何でも食べるというイメージとかけ離れているなと感じました。

苦節一年、ようやく釣れるように

気軽な気持ちでトライして大苦戦を強いられた筆者のバス釣りデビューですが、何度もボウズを経験しながらも現地の釣り人の方の手助けなどを得ながら、ようやく一年後に苦労が報われることとなりました

決して大きなバスではありませんでしたが、この一匹は筆者の釣り人生の中でも記憶に残る一匹となっています。

全く釣れなかった1年目とは違い、2年目はバス釣りは簡単というイメージを捨てて

  • バスの好む場所
  • バスの好む水温
  • バスの活性が高い時間帯
  • バスが好む地形
  • 実績のあるルアー

といった情報を収集し、トライ&エラーを繰り返すことで初めの一匹に出会うことができました。

パターンを掴んでからはポツポツとは釣れるようになったのですが、更に釣れるようになるためにとバスを持ち帰って捌き胃の中身を確認したところ落ち葉が入っていたことがありました。

エサとなる生き物を捕食する時に一緒に吸い込んだのか、エサと間違えて捕食したのかはわかりませんが、まだまだ分からないことだらけです。

釣ったバスを調理して食べた時の様子は以下で紹介しています。

今回はイメージと違って釣るのが難しかった魚について紹介しました。

今回紹介したのはほんの一例ですが、取り組んでみると想像よりも難しい釣りはたくさんあり学べることも多いので、ぜひ様々な釣りにトライしてみてはいかがでしょうか?

釣り情報メディア『釣りの知恵袋』

「釣りの知恵袋」なるフィッシュではYahoo!ニュースを始め、YOUTUBEやInstagramを通じて、まだ世の中に知られていない釣りに便利なアイテムやサービスを釣り人の方に紹介することで、釣り業界を盛り上げるべく活動をしています。釣り関係のアイテムやサービスを提供する企業様は、お気軽にHPからお問合せ下さい。

なるフィッシュの最近の記事