【佐賀市】原爆資料に触れて戦争を知ろう 佐賀市平和展が8/7(水)まで佐賀市立図書館本館で開催
戦争の記録や、平和の尊さを語り継ぐ企画展「第33回 佐賀市 平和展」が2024年8月3日(土)~8月7日(水)まで佐賀市のどんどんどんの森の敷地内にある佐賀市立図書館2Fで開催されます。
1945年(昭和20年)8月6日に広島県に原爆が投下されました。また8月9日には、私たちが住む佐賀県の隣県である長崎県にも、原爆が投下されました。
今年で、79年という年月が経過しました。昭和、平成、令和と時代は移り変わり、今の日本では戦争を実体験したことがない人が多くいます。今回の佐賀市平和展に訪れることで、戦時中、また原爆資料に触れ、いかに戦争が悲惨なものであるかを知り、戦争と平和について考える良い機会になることでしょう。
開催時間は 10時~19時です。 観覧は無料となっています。
特攻隊員に関する資料展示【中央ギャラリー】
第二次世界大戦中、鹿児島県南さつま市にある旧万世飛行場から飛び立った隊員が寄宿した吉野ヶ里町の西往寺からお借りした、特攻隊の歴史が分かる貴重な資料をパネル展示で紹介されます。【協力:西往寺(吉野ヶ里町)、万世特攻平和記念館(鹿児島県南さつま市)】
戦時中の資料展示【中央ギャラリー】
昭和館所有の戦中・戦後に使われていた資料の展示と、平和を願う気持ちを俳句に込めた「平和の俳句」(東京新聞から抜粋)、書家「堀内信水」の書等に加え、終戦からの出発や残された家族が描いた当時のはがき・絵など実物資料を展示されます。【協力:昭和館、佐賀市遺族連合会】
原爆が落ちたまち長崎のパネル展示【中央ギャラリー】
原爆投下直後の長崎の様子を伝えるパネルを展示されます。【協力:長崎原爆資料館】
サダコと折り鶴ポスター展示【ロビーギャラリー】
2歳で被爆し10年後に白血病で亡くなった佐々木貞子さんの一生を通して、原爆被害の実相と平和の大切さを伝えるポスターを展示されます。【協力:広島平和記念資料館】
戦争の恐ろしさについて知ろう【ロビーギャラリー】
近年頻発する紛争や戦争で、世界中に埋められた地雷の数は、1億個を超えていると言われています。その地雷レプリカを展示、また、ガザ地区やウクライナでの戦争にまつわる映像やユニセフの支援活動も紹介されます。【協力:佐賀県ユニセフ協会】
当時の遊びを体験しよう【ロビーギャラリー】
おはじきやお手玉、めんこ、コマなど昔遊びが体験できます。当時の遊び方講座(4日のみ)も開催されます。【協力:佐賀県レクリエーション協会】
遺族の語り部が語る【ロビーギャラリー】
遺族の方が実話をもとに、戦争の恐ろしさや平和の大切さを伝える映像が上映されます。【協力:佐賀市遺族連合会】
つなごう平和のロジックツリー【ロビーギャラリー】
ご来場いただいた皆様自身で、「平和」から連想されるキーワードをボードに直接書いていきます。
遺族の方による朗読劇も
遺族の語り部による朗読劇【多目的ホール】
8月7日(水)14時~
遺族会の皆さんが脚本した戦争にまつわる朗読劇を披露されます。【協力:佐賀市遺族連合会】
特攻隊員にまつわる証言【多目的ホール】
当時の特攻隊員や状況を知る人たちの様々な証言映像が上映されます。【協力:西往寺(吉野ヶ里町)】
アニメーション映画を通して平和を学ぼう【多目的ホール】
被爆体験の継承、平和学習としてこども向けの映画を上映されます。
佐賀市立図書館本館は、どんどんどんの森の敷地内にあります。佐賀駅から歩いて10分、バスなら3分ほどです。また駐車場も広々とあり、地下駐車場もあります。
ぜひ佐賀市平和展で戦争の悲惨さ、また平和の尊さについて触れてみませんか?
佐賀市立図書館本館
佐賀市天神三丁目2番15号