【保育士が見てきた】記憶力の良い子どもたちに共通する3つの特徴
子育てに奮闘中の全国のママさん、今日も子育てお疲れ様です。
保育士歴19年目、ママさんの子育てがちょっぴり楽になる方法を発信をしているちあき先生です。
ナチュラルに記憶力がいい子っているんです。
そして、私自身今まで実際にクラス担任をしていた時に“こういう時は子どもたちが記憶力を発揮しやすかった〟と感じる瞬間がありました。
今日はそんな「記憶力の良い子どもの特徴について」お伝えしていきます。
記憶力の良い子どもたちに共通する3つの特徴
1、感情と体験とセットで覚えている
2、ゲーム感覚で覚えている
3、繰り返している
1、感情と体験とセットで覚えている
〝感情と体験とセットで覚えている〟ってどういうことかいうと、学生時代を思い出してみてください。
試験勉強に出るような内容はすぐに忘れてしまうのに、先生が授業を脱線して教えてくれた「授業とは関係ないどうでもいいエピソード」を覚えていたりしませんか?
子どもたちが幼稚園の頃に担任した今や20歳を超えた教え子たちと会うことがありますが、当時印象に残っているエピソードを聞いてみると
- 運動会のリレーで負けて悔しかったこと
- 園にきたモルモットがすごく可愛かったこと
- 私にこっぴどく叱られたこと(苦笑)
- おかし作りをしたこと
- キャンプでカレー作りをしたこと
などがよく出てきます。
まさにこれ!記憶に残っていることって“嬉しい〟〝悲しい〟〝感動〟〝おいしい〟〝痛い〟〝怒り〟などの感情が大きく動いた時だと思うんです。
そしてこれらの感情は、体験によって感じることが多いですよね。
2、ゲーム感覚で覚えている
保育園や幼稚園で〝折り紙の折り方〟を教えることがあります。
しかし、得意な子どもはすぐに覚えられるのですが、当然のことながら、折り紙が苦手な子どももいます。
そんな時に、折り紙が苦手な子もすぐに折り方を覚えてくれた効果的な方法がありました。それが「ゲーム感覚で覚えてもらう」ということです。
難しい言葉だけであれこれ教えても、子どもはなかなか覚えられませんが、リズミカルに簡単な言葉でまるでゲームみたいに教えることであっという間にできてしまうのです。
また、「〇〇みたいな形になるように折るんだよー」と子どもが興味があることと連想させるように教えてあげるのが効果的です。
このようなやりかたで教えてあげると、折り紙が苦手だった子が家で折ったものを翌日持ってきたりするのです。
もちろん、ママはびっくりです。
“手先が不器用なうちの子が家で折り紙を折っている、、!?〟と。
ゲーム感覚で覚えたことは記憶に残りやすいんだと感じたエピソードです。
3、繰り返している
効果てき面なのは、やっぱり繰り返しの反復です。
九九と同じで、たくさん反復をしたことは記憶に残りやすいですよね。
何か覚えてほしいことがあれば、生活の一部の中で良いので「何度も伝えて、子どもにも声に出してもらったり、何度も体験させてあげること」で自然と覚えていくようになります。
また、「どう思った?」「何が良かった?」と子どもに質問して考えさせることで、エピソードとしてより子どもの記憶に残りやすくなります。
まとめ
今回は「記憶力の良い子どもの特徴について」についてお伝えしました。
記憶力がいいのは、大きくなって大人になってからも役に立ちます。
- 顔と名前をすぐ覚えられる
- 仕事を覚えられる
- 話した内容を覚えられる
仕事や対人関係もスムーズにいけそうです。
無理矢理記憶力を良くしようとするのは難しいですが、子どもが興味があることを楽しく教えることで“気づいたら覚えちゃってた!〟という状況を目指したいですね。
今日も最後までご覧いただき、ありがとうございました。