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Apple、じつは金色の『iPhone X』を発売予定だった。米FCCの資料から判明

篠原修司ITジャーナリスト/炎上解説やデマ訂正が専門
米FCCが公開したiPhone Xゴールドの写真。資料よりキャプチャ

 Appleが2017年11月に『iPhone X』を発売する際、現在のシルバーとスペースグレイの2色展開ではなくじつはゴールドもくわえた3色展開を予定していたことが分かりました。

 これはアメリカの連邦通信委員会(FCC)が最近公開した資料から判明したものです。

 スマートフォンメーカーが新しい端末を発売するとき、FCCに対して資料を提出する必要があります。今回の資料は2017年7月に作成、同9月にAppleがFCCに提出したもので、6ヶ月間の機密保持期限が切れたため2018年4月に公開されました。

米FCCが公開したiPhone Xゴールドの写真。資料よりキャプチャ
米FCCが公開したiPhone Xゴールドの写真。資料よりキャプチャ

 資料の作成日や提出日、記載されているiPhone Xのモデル名から、AppleがiPhone Xをゴールド、シルバー、スペースグレイの3色展開で考えていたことはあきらかです。

 しかし、発売当初のiPhone Xは部品の歩留まりの低さから生産数に問題を抱えており、結果的にゴールドカラーの発売は見送られたものと思われます。

 思わぬところから情報が飛び込んできましたが、この新色が2018年の次期iPhone Xに採用されるのかどうか楽しみですね。

ITジャーナリスト/炎上解説やデマ訂正が専門

1983年生まれ。福岡県在住。2007年よりフリーランスのライターとして活動中。インターネット(SNS)で起きる炎上の解説、デマのファクトチェック、スマホやガジェットの話題、生成AIが専門。最近はYouTubeでも活動しています。執筆や取材の依頼は digimaganet@gmail.com まで

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