ゴルフで良いスコアを出すためにもっとも大切なことは、ズバリ正しく向きを取ることだとシングルプレイヤーである筆者は考えている。

筆者独自の研究ではアマチュアゴルファーのミスショットのうち、7割は向きが正しく取れていないことに原因があることが判明している。

コースでは練習場と違い様々な角度やシチュエーションからグリーンやフェアウェイを目標に打たなければならない。

また目標方向に真っ直ぐ向くことが難しくなるように、わざとティーグラウンドを変な向きに作ってあったり、林などを視界に入るように設計してあったりするのがゴルフ場というものだ。

ではどのようにすればコースでも正しく向きを取って構えることができるのか？

その答えは『ボールと目標方向を結んだ線上のすぐ近くに目標物を見つけること』であると筆者は考えている。

人間が正しく真っ直ぐ向きを取れるのは、せいぜい最初の数メートルまでであるだろう。

この間に新たな目標物を見つけ、そこに向けて構えるようにすると向きは間違いにくいのである。

この目標物に対してフェースをスクエアにして構え、自分の体はそのラインと平行に構える。

これをドライバーからパターまで18ホール中ずっと意識するようになり、筆者は平均スコアが5打改善された。

ぜひ読者の皆様にも次回のラウンドからこの方法を取り入れることをお勧めしたい。