富山ゆかりの3人のアーティストが共同で制作した作品が、射水市大島絵本館 カフェギャラリーで展示されています。その名も「おさかな研究室 三人展」。

黒部市の「ケーキハウスミユク」の菓子職人であるももこさん、富山市の花水木通りに店舗を構える小さな文具店「綴ル」の店主でカリグラフィーアーティストの沼さん、同じく花水木通りにあるデザイン事務所「古屋意匠店」をご夫婦で営むイラストレーターの古屋知世さん。それぞれの個性があわさり、オシャレで優しく、どこか涼しげで、とっても癒される独特の空間を創り出していました！

射水市大島絵本館 カフェギャラリーで開催「おさかな研究室 三人展」

会場は、射水市大島絵本館 カフェギャラリーはこちらの入り口から入って、左手に進んだところです。おさかな研究室 三人展は無料で見ることができます。

最初に迎えてくれたのは、菓子職人 ももこさんによるフードアート「コロコロクッキーお菓子の魚」です。本物のクッキーで作られているため、甘〜い香りが漂っていました！ピンク色の部分は、昔から大好きなミユクのいちごのクッキー。甘酸っぱくって美味しいんですよね。

「おさかな研究室」をテーマに、ルーペ型のクッキーや琥珀糖（こはくとう）で作られたおさかななども展示されていました。

カリグラフィーのアーティスト 沼さんがリズミカルな曲線で描いた「おさかなパズル」は、複数種類の海水魚の集合体が一匹のおさかなを形成しています。おさかなのシルエットや表情のニュアンスがすてきです。

会場の奥に進むと、イラストレーター 古屋さんの水彩の色付けが涼しげな「深海の灯火」が泳いでいました。触覚から生えたお花や背中の琥珀糖が、唯一無二のかわいさと美しさを表現しています。

他にも、近づいたり離れたり、さまざまな角度から観察したくなるような、研究対象としてふさわしいクリエイティビティ溢れる海の生き物たちが展示されていました。

夏休み&お出かけの思い出にぴったり！フォトスポットも

おさかな研究室 三人展の会場には、フォトスポットも設置されています。ぜひ記念撮影をしてSNSでシェアしてみてください。

作品は触れなければ、写真・動画撮影OKのため、お気に入りの写真を写真に収めて思い出を持ち帰ることもできますよ。

お土産やギフトにおすすめ！個性が光るオリジナルグッズを販売

ももこさん、沼さん、古屋さんのオリジナルグッズの販売ブースもあるので、気になったお菓子やカリグラフィを取り入れたアイテム、水彩のハガキやしおりを購入できます。

ルーペを模したクッキーは、珍しくてつい買ってしまいました！いろんな物にかざしてみたいです。カリグラフィのケーキトッパーは、ケーキやお花の鉢などにさして、メッセージを伝えられます。また、洗って何度も使えるところが便利です。

私も普段から愛用している、古屋さんのお花の栞（しおり）は、たくさんの中からお気に入りを摘むように選んで、自分だけの組み合わせを見つけてくださいね。

富山ゆかりの3人が手がけた「おさかな研究室 三人展」は、8月14日（水）まで開催されています。ぜひ足を運んでみてくださいね。

この記事では、取材ライターの岩井ななが休日に行きたくなる富山市内のショップやイベントを紹介しています。今後の情報発信もお楽しみに！