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もっと夏休み!「横浜・八景島シーパラきっぷ」で海と水族館と魚を満喫【横浜市】

krayskyライター/東京神奈川行ったり来たり(横浜市)

夏休みも終わり…あれ、夏らしいことしたっけな?ここは一つ、京急のおすすめに従ってみよう。ちょっとそこまで八景島、まだまだ夏休みっぽい一日が過ごせるぞ!

・「横浜・八景島シーパラきっぷ」を買う
・海と松林に癒される
・アクアミュージアム(水族館)で涼む
・クーポンで涼む
・アジを釣って食べる
・ドルフィンファンタジーとふれあいラグーンでゆっくりする

 「横浜・八景島シーパラきっぷ」を買う

今回利用したのは、京急が発売している「横浜・八景島シーパラきっぷ」。京急線の各駅から「横浜・八景島シーパラダイス」(以下、シーパラ)までの往復ができ、水族館のチケットと、シーパラ内の指定店舗で使える500円クーポンもついてくる。

横浜・八景島シーパラきっぷの内容
①京急線「発売駅から金沢八景駅までの往復乗車券」 ※一部発売のない駅がある:泉岳寺駅、羽田空港第3ターミナル駅、羽田空港第1・第2ターミナル駅、金沢八景駅
②シーサイドライン「1日乗車券」
③「横浜・八景島シーパラダイス」の「アクアリゾーツパス(水族館の入館券)」&シーパラ内の指定店舗で使えるクーポン引換券(500円分) ※京急で発券した引換券を、シーパラ内のチケット売場で引き換えて使う

購入は京急の自動券売機で。「お得なきっぷ」の画面から選択する。発売当日限り有効なので、シーパラに行く当日に買おう。

どの駅から出発するかで値段が変わり、たとえば横浜駅からは3,580円(こども2,680円)、上大岡駅からは3,530円(こども2,680円)だ(2024/8月現在)。

京急の横浜駅からシーサイドライン・八景島駅までの往復は大人1,156円。シーパラの水族館入場料は3,500円なので、ただ行くだけにしてもお得になる計算だ。

海と松林に癒される

金沢八景駅でシーサイドラインに乗り換えて進むこと約5分。海だ!海が見えるぞー!八景島駅で下車。

まず、青々とした松に心を洗われる。この時点で、小旅行気分である。

江戸時代には歌川広重も描いた金沢八景。まさに景勝地なのだ。

八景島駅からシーパラまでは、やや歩くので、「島内周遊バス」(100円)に乗ってもいいだろう。

松のある風景が気に入ってしまい、筆者のスマホはさながら松の写真集状態となった。だが、先に進まねばならぬ。

アクアミュージアム(水族館)で涼む

駅の券売機で発券した「八景島シーパラダイス引換券」をシーパラの受付に出し、「アクアリゾーツパス」と500円クーポンを受け取る。まずは室内にある「アクアミュージアム」へ。

水族館は涼しい。館内が冷房で涼しいのはもちろん、夏に訪れると水中の世界が一層爽やかに見える。 

静かにしている様子のイカも、好きです。

水族館は心を映す鏡なのかも知れぬ。華やかな哺乳類に目を奪われるか、はたまた深海の主に惹かれるか。

群れで泳ぐ姿は美しく、その下で独り進む姿もまた美しい。

屋外にある「ライブスタジアム」に行くと、シロイルカだ!

ショーでイルカたちのジャンプを眺める。ああ、私もこれだけ軽やかに飛べたなら。

クーポンで涼む

さて、受付で引き換えた500円クーポン。使える店舗が指定されているので、この中から選ぶ。

横浜・八景島シーパラきっぷ・500円クーポン券対象店舗
島内レストラン「Seafood & Grill YAKIYA」「ハワイアンカフェ&レストラン Merengue」/ショップ「フレンディア」/売店「ドルフィン」

この日は、冷房のよく効いた「ハワイアンカフェ&レストラン Merengue」へ。飲んべえであれば、クーポン券はこのようにして使われる。

「ビックウェーブゴールデンエール」が950円のところ、クーポンを使って450円に。窓沿いの席からは、海を眺めることができ、自然とバケーション気分になれた。

アジを釣って食べる

元気があれば、釣りも勧めたい。「海」+「食育」の「海育」をテーマにしているという「うみファーム」。水族館の南側エリアにある屋外施設だ。

入場料500円で、釣り竿・エサ・バケツのレンタル料も含まれる。マアジとマダイの釣り堀があり、釣った分はマアジ(440円/1匹)・マダイ(2,100円/1匹)で買い取る。4歳以上から利用することができ、短時間でも楽しめる釣り体験だ。

釣った魚の料金には、隣接する「うみファームキッチン」での調理代金が含まれており、フライやグリルに調理してもらえる。その場で食べられる分だけを釣るルールなので、腹具合と相談しながら釣り上げる。

食育をテーマにしており、魚を捌くところから調理工程を見学できる。

フライとグリルを半々で注文してみた。釣りたてとあって、抜群のフレッシュさ。マアジは小ぶりだったので、多めに釣ってもよかったな。

ドルフィンファンタジーとふれあいラグーンでゆっくりする

シーパラ内では、いろいろな角度・距離で海の生き物を見られる。残りの時間、ゆっくりと過ごそう。

トンネル型の水槽でイルカを眺められる「ドルフィンファンタジー」。

ガラスなどの仕切りがなく、より身近に観察できる「ふれあいラグーン」。直射日光を全身で楽しんでいるように見えるオタリア。

アザラシは飼育員さんが入ってきたのを見て、ヒョコっと。

猛暑の夏、8月も残すところ数日。駅で切符を買えばそのまま行ける、小旅行を楽しんでみては。

<関連情報>
◇横浜・八景島シーパラきっぷ
発売場所:京急線各駅の自動券売機(ただし泉岳寺駅、羽田空港第3ターミナル駅、羽田空港第1・第2ターミナル駅、金沢八景駅では購入できない)
京急公式サイト
◇横浜・八景島シーパラダイス
住所:横浜市金沢区八景島 横浜・八景島シーパラダイス
営業時間:各施設の営業時間は公式サイトから。開島時間は8:30~22:30
横浜・八景島シーパラダイス ホームページ

ライター/東京神奈川行ったり来たり(横浜市)

東京生まれ、東京&神奈川&アメリカ大陸育ち。出版社やメーカー勤務を経て、好奇心とともに東奔西走。好きな言葉は「一石二鳥」「三つ子の魂百まで」。文化/日本語/フィクションとノンフィクション/経済的/すこやかな生活。

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