阿蘇山で初冠雪が観測されましたね！こんにちは、かいおーるです。

57号線からも薄っすらと白くなっているのが見え、親子で歓声をあげました。こんな寒い日は温かい室内で過ごしたいところ。

南阿蘇のガーデンカフェでは、10/7〜11/29まで『寺嶋拓哉氏 アクリル絵の具アート展』が開催されています。

毎週土日には作家在廊でライブペイントが見られる他、ワークショップも随時体験可能。

場所は、「白水郷アートプレイス MinamiAso_style」

今年６月にリニューアルオープンした、ガーデンカフェとアートが楽しめる場所です。

【南阿蘇村】こんなところにあったんだ。森の中の美術館！世界的アーティストのボンドアート展を開催中！

アットホームな雰囲気で、気軽にアートを楽しめる隠れ家的カフェ。

入館料は無料。特別展示は大人550円で観覧でき、観覧料を払うとオリジナルバッジがもらえます。

今回は犬のバッジ。小さい文字で、わかんねぇー。と書いてあります。笑
この絵の原画も展示されていますよ。

展示室横には、南阿蘇在住アーティストの展示コーナーもできていました！

寺嶋拓哉さんは、福岡県福津市で無農薬野菜を育てながら、大好きな絵を描き、独自のアート作品を生み出し続けている「芸農」作家。

期間中、毎週土日は作家在廊。なんと、展示されている絵一つ一つご本人が解説をしてくれました。

一人で想像しながら眺めるのも良いですが、どんな想いでどんなイメージで描いたのか聞きながら見ると、また最初の印象とは違って見えて面白い！

一枚の作品の中に色んな絵や文字が隠れています。子供と行くと◯ッケ的な遊びもできますね！

どの絵もとてもカラフルでパワーがあります。

ご本人いわく、これが好き！という一色はないのだそう。
どの色も好き。そうか一つを選ばなくても良いよね・・とハッとしました。

つい、言われてもないのに「上手に描かなきゃ」とか「こうした方がいいはず」と無意識に”正解”探しをしてしまうこと、ありませんか？私はよくあって、その正解に沿ったものができないと、自己否定に陥りがち。

寺嶋さんの絵は本当に自由で、描きたいものを描いている。ただそれだけのシンプルなことなんだなと気づきます。

そこにユーモアや培ってきた技術、想いなどの個性がプラスされ、唯一無二のものになっているのでしょう。

自分の『好き』を素直に表現できるのは、子供たちにも見習いたいところ。ワークショップでもアクリル絵の具を使って自由に楽しんでいました。

寺嶋さんはまだ25歳と若い作家さんですが、大好きな絵を描きたくなくなってしまうほど精神的に病んだ時期もあったとか。

辛い時期を乗り越え、人生のパートナーや農業と出会い、今まで描くことを辞めずに続けてきたからこそ、夢を叶えた今がある。

そんな、昔の自分を現在地から振り返るような作品も展示されています。

現在は、農業をしながら絵を描き、その傍ら子供達が自由に遊べる居場所を作ったり、週1で間借りカフェを開催したりと、やりたかったことを全部叶えられているそうです。

「今が本当に夢みたいなんです」と嬉しそうに話される姿が印象的でした。

我が子には面白い大人に沢山接してほしいと思っていますが、夢を叶え続ける寺嶋さんのような人に、大人になった私達も出会える場所。それが白水郷アートプレイスの魅力だと感じています。

今回から、以前収蔵庫だったというもう１つの展示室も新たに開放。

こちらは、ドイツの家並みと可愛いくまのイラストが魅力の『トリスヨシコ展in南阿蘇』。

子供達は、絵の中に隠れたくまのベアソムと猫のナギを探し出すのに夢中・・。クリスマスがテーマというだけでワクワクしますよね。

絵もフレームも素敵すぎる。

こちらの展示は11/5〜12/11まで。

クリスマスカードにもぴったりのグッズ販売もありますよ。

白水郷アートプレイスでは、南阿蘇の野菜を使った手作りランチやカフェも人気。写真はガパオライスセット 1500円。

ブルーベリーのソフトクリームは600円。とても濃厚で美味しかった！

アクリル絵の具アートのワークショップは来週の土日が最後。

同じく期間中、土日限定で一般社団法人「ハートメルツ」によるヘッドマッサージも受けられますよ。

大人は1000円で、子供は高校生までなんと無料で体験可能！

芸術の秋。アートを楽しみながら、温かい空間でゆるりと過ごしてみてはいかがでしょうか。