【南阿蘇村】こんなところにあったんだ。森の中の美術館!世界的アーティストのボンドアート展を開催中!
南阿蘇といえば豊かな自然の中を生かしたモノづくりが盛ん。工房や手作り体験なども多いですよね。
そんな南阿蘇にアートの新たな拠点が誕生しました!
6月3日にリニューアルオープンした「白水郷アートプレイス MinamiAso_style」
こちらは先日紹介した「ASO RAINBOW TERRACE」の姉妹店です。
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元々は一般公開されていない個人のプライベート美術館だったそう。
持ち主が逝去された後、「阿蘇白水郷美術館」として一般に公開されるようになりましたが、数年前に閉業し南阿蘇村に寄付されました。
しばらく手入れされなかったため、現オーナーが買い取った時は木々が生い茂り、建物の雨漏りもひどい状態だったとか。
そこから地道に改修を重ね、今年の6月3日、念願のオープンを迎えました!
美術館は、南阿蘇を見下ろす丘の上にあります。
325号線を走り、ファミリーマート阿蘇白水店のある交差点から、白水温泉瑠璃の方へ坂道を登ります。
《参考記事》【南阿蘇村】1700円で入れます!予約もできちゃう「阿蘇白水温泉 瑠璃」の家族風呂で温まろう
瑠璃を過ぎた先に大きな看板が出ています。ここを右折、頂上目指し登っていきます。
上りきったところに駐車場があり、10台ほど停められます。
車を降り、おとぎ話に出てきそうな森の小道を行くと、
歩いていった先にコンクリートでできたスタイリッシュな建物が出現。
自動ドアを入ると右手に受付、左手に展示室があります。
入館料は無料で、展示観覧料は大人550円 小人330円。
現在の展示は「冨永ボンド展in南阿蘇〜ボンドアートの世界〜」
6/3(土)〜7/31(月)まで開催中です。
入館料を支払うと、ボンドさんが南阿蘇=水の郷をイメージして描かれたという絵の缶バッジももらえました!
まるでCDのジャケットみたいなおしゃれなパンフレットも。
冨永ボンドさんは世界で唯一、木工ボンドを使って絵を描く画家。
創作テーマは「ツナガリ(BOND)」。
なんでボンドで描くんだろう、という謎はここで解する。
人と人、人とアートをつなぎ、自由に楽しみながら絵を描くことの大切さをより多くの人に伝えることを目的とし、佐賀を拠点に活動。
アートを通し医療福祉への貢献活動もされているとか。
合言葉は「アートに失敗はない!」
この言葉、めちゃくちゃ励まされるう・・
ボンド氏いわく「自分には絵心がない」という人は絵心を失っているだけ、なのだそう。
おとなになるに連れ、楽しむことより「褒められたい」「上手に書かなければ」といった技巧への傾きが強くなり自分の絵を忘れてしまうのだと。
うーむ確かに。
現代アート、というと少し難しいイメージがあった私。
でも実際に間近で絵を見て、込められた想いやコンセプトを知ると、急にその奥にいる人と繋がったような感じがして、何かわからないけど胸の底から湧き上がるものを感じました。
エネルギーや想いって平面にちゃんと乗るんですね。
多分、そんな感覚も見る人によって違うのでしょう。
ちなみに、今回の展示は全て撮影OK。
私もお気に入りのものを早速待ち受けにしました。
スマホを見るたびにパワーをもらえそう!
展示を見た後は、美術館お楽しみの雑貨コーナーへ。
バッグやアイフォンケース、アクセサリーに靴まで!
かなり豊富なラインナップで、どれもこれも素敵なのよ。
今後は、レストラン側の雑貨販売スペースはその時展示されている作家さんのグッズを、
展示室横には、南阿蘇の作家さんの作品が並ぶ予定だそう。
テラスのあるレストランでは、11:30〜ランチの提供も。
当日にとれた素材を使う日替わりのメニューもその時だけのお楽しみ!
半円型に開かれた中庭は、今後イベントやワークショップなどの催しに活用されそう。
すでに相談が来ているそうですが、結婚式の前撮りとか絵になりそうですよね♪
白川郷アートプレイスはまるで大人の隠れ家のような素敵な場所でした。
これからもどんどん面白い場所に進化していきそうな予感がします!
私もすっかりファンになった冨永ボンド展は7月31日まで。
ぜひ一度、アートのパワーを感じに行ってみてください!
【白水郷アートプレイス MinamiAso_style】
住所:〒869-1504 熊本県阿蘇郡南阿蘇村一関1247
営業時間:10:00〜17:00
定休日:木・金
電話番号:0967658331