猫の『密かな幸せ時間』5選!あなたの愛猫のお気に入り時間はいつ?
猫は独特の行動様式を持ち、それぞれの猫には好みや性格があります。では猫は一般的に、どのような行動を好んでいるのでしょうか?
1.猫の『密かな幸せ時間』5選
1‐1.飼い主のひざの上に乗ること
猫の中には、飼い主の膝の上に乗ることが大好きな子がいます。
この行動は、猫が飼い主に対して心を開いている大切なサイン。安心感を求めているときや、愛情表現として見られることが多いです。
猫にとって飼い主の膝の上は、まるで母親のような温かさがある心地よい場所。とくに寒い冬場などは、その温もりがより一層嬉しいようです。
そして警戒心の強い猫が飼い主の膝の上に乗ってくるということは、飼い主を「安全で安心できる存在」と認めている証拠。
猫にとっても飼い主にとっても、かけがえのない、幸せな瞬間を共有できる時間と言えるでしょう。
【ひとこと】テレビや漫画を読んでいるときにしれっと膝の上に乗ってくるのは、飼い主が癒される瞬間です。
1‐2.腰をトントンされること
腰をトントンされることを好む猫も、少なくありません。
その理由は、猫の腰の部分に多くの神経が集中しているからです。腰のあたりは敏感な部位であり、撫でられると心地よい刺激を受けることができるのだとか。
※猫が腰トントンを好む理由の詳細は、過去の記事を参考にして下さい→「猫が「腰トントン」を好むのはなぜ?考えられる理由6つ」
とくに愛猫がリラックスしているときや、すり寄ってくるときにトントンしてあげると、より効果を感じられるでしょう。
ただし猫の反応を楽しむあまり、強く叩きすぎないように注意しましょう。
【ひとこと】我が家の2匹の愛猫は腰トントンが大好きで、トントンするととても気持ちよさそうな仕草をします。
1‐3.窓の外を観察すること
猫が窓の外を観察することは、猫たちの幸せの時間の一つです。それは猫好きの間で「ニャルソック」と呼ばれるほど、多くの猫が夢中になるほど…。
窓の外には、猫の好奇心を刺激するものがたくさんあります。動く鳥や虫、通り過ぎる人や車など。
様々なものに目を輝かせ、じっと見つめる姿は、まるで小さなハンターのようですね。
そして猫が窓の外を眺めるのは、単に好奇心を満たすだけではありません。外の景色や音、風を感じることで、猫の本能や感覚が刺激され、心の豊かさにもつながるのです。
さらに猫は、自分の周囲の環境を把握したり自然の変化を感じたりすることで、猫は満足感を得ているのかもしれません。
窓の外を眺める時間は、猫にとって大切なリフレッシュの時間なのですね。
1‐4.箱に収まること
箱に収まることも、猫たちが幸せな時間の一つです。
箱は猫にとって「隠れ場所」となるので、安心できるというのが大きな理由でしょう。
箱は外からの視線を遮り、外界の刺激から身を守ってくれる空間。身を隠すにはうってつけなので、猫は箱の中にいると安心できるのです。
箱のサイズが小さくて、はみ出しているときもありますが…。
自然界では岩の隙間や茂みなど、狭い場所に身を隠すことで、外敵から身を守ったり、獲物を待ち伏せしたりしていました。
箱の中にいると、そんな野生の本能を満たすこともできるため、多くの猫が好むののです。
1‐5.顔周りを撫でられること
猫は飼い主から優しく顔を撫でられることが大好きですが、そのなかでも「顔周り」はとくに心地よさを感じるようです。
その理由は、猫の顔周りに、フェロモンを分泌する腺がたくさん集まっているからです。
猫は、このフェロモン腺を刺激されると心地よいと感じます。そのため顔周りを撫でられると、「気持ちいい~」といった気分になって、ついついウットリしてしまうのです。
なお猫が飼い主さんに顔やおでこをすり寄せてくるのも、自分の匂いを効率よく付けたいと思っているからなんですね。
2.まとめ
猫は猫の「幸せな時間」があります。それは「猫」といってもそれぞれ少し違っていて、同じ行動でも好む猫もいれば、嫌う猫もいるのです。
今回紹介した行動も、猫たちが好む行動のほんの一部でしかありません…ぜひこの記事を参考にしながら、あなたの愛猫の「幸せな時間」をみつけてみてくださいね。