【諫早市】地域の人たちの生活の中に溶け込んでいるゆるキャラ「うないさん」
諫早市には、ある人気なゆるキャラがいるのをご存じでしょうか。
諫早市民の間でも、知っている人は知っている。
諫早市のイベントの時に現れる、ゆるキャラ。その名も「うないさん」です。
改めてどんな存在なのか、今回は「うないさん」のご紹介です。
「うないさん」とは
うないさんは諫早の本明川の出身。諫早の名物でもある「うなぎ」の妖精です。
「うないさん」という名前は、うなぎの「うな」、諫早市の「い」、散歩の「さん」の言葉を組み合わせたもの。
誕生したのは、2012年の諫早灯りファンタジア。2013年に諫早市を市民の人と盛り上げていくために立体化し現在にいたります。
2022年には諫早市公認「諫早おもてなし大使」にもなりました。
チャームポイントはまんまるお目目に、ハート型の尾びれです。
尾びれはよくシッポと間違われますが、実は尾びれ。尾びれはうないさんが歩くたびにヒョコヒョコと跳ねるように動くため、その愛らしい姿はファンからはとても人気です。
うないさんと地域の関わりあい
うないさんは地域の人たちとの関わり合いがとても深いです。
諫早神社にはうないさんが描かれたものがいくつかありますが、その中に「うないさんみくじ」が存在します。
これは陶器で作られたうないさんの中におみくじが入っています。
運気が「うなぎ昇りになりますように」との思いも込められており、おみくじ引いたあとは置物として楽しめます。
毎年、限定デザインも出ていて、コレクターもいるほど。
今までにネコの被り物をしたうないにゃんやメロンのぼうしを被ったメロンうないさんなどがいました。
また就労支援施設がクラウドファンディングで資金を集めて作られたのが「諫早のうなぎの妖精・元祖回転焼き」というものです。
形はうないさんそのまんま。味も5種類あり人気があります。
他にも駅の改札にイラストが書かれてあったり、諫早をアピールするポスターに描かれていたり、また学校内の掲示板にいたり、うないさんは地域の人たちの生活の中に溶け込んでいるゆるキャラでもあります。
おともだちには、ヴィヴィ君やLUCA君がいる
うないさんの親友には、ヴィファーレン長崎のマスコットキャラクターの「ヴィヴィくん」がいます。
灯りファンタジア内で毎年行われている「うないさんバースデー」の時もヴィヴィ君は忙しい中、駆けつけてくれるくらいの仲です。
このツーショットは、うないさんファンだけでなくヴィヴィ君ファンからもかなりの人気で、二人がイベントに参加した時の人だかりは驚愕です。
また、ヴィファーレン長崎の試合の時にも、うないさんは応援に行くときもあります。
この時はサポーターたちからも、うないさんは愛されていて、親密さがうかがえます。
また、バスケットのヴェルカ長崎のマスコットキャラクター、LUCAくんとも仲がよく、こちらのツーショットも同じくらい人気があります。
そして2023年には、新一年生のランドセルカバーに、諫早市だけヴィヴィくん、LUCAくん、うないさんのスリーショットでデザインされています。
そう。このスリーショットデザインは諫早市の新一年生だけなんです。
うないさんを支えている「うないさん隊」
うないさんには、うないさんを支えてる人たちが存在します。
その名も「うないさん隊」です。現在は約30名近くおり、小学生から大人まで年齢層は幅広いです。
隊員たちは、ピンク色のジャケットやハッピ、腕章などをつけており、おさんぽして回るうないさんをサポートをしています。
このうないさん隊の人たちも、ほとんどが諫早市民でボランティアとして活動しています。
たまにイベントで、うないさんのグッズなど販売していますが、イベントで出てくるうないさんのグッズの中には隊員が作った手作りのものもあり、世界で一つだけのグッズ。
そちらも、うないさんのファンには大変好評です。
まとめ
うないさんは諫早を盛り上げるために誕生したゆるキャラです。
これからも、諫早の発展とともに、市民の人たちと歩んでいこうとしています。
ぜひ、諫早のイベントにお越しの際はうないさんにも会ってみてはいかがでしょうか。