【一宮市・大和町】え!?知らなかった!!「妙興寺」というお寺が実在していたなんて!!
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~「妙興寺」というお寺の存在を知っていましたか?~
一宮市の西の端、名鉄名古屋本線の妙興寺駅の南東に
「妙興寺」が存在しています。
ただの駅名だと思っていました(汗)
恥ずかしながら、近隣に住んでいる筆者ですが安易に、歴史上のお寺の跡の名称だと思っていたのですが・・・実在する「妙興寺」が駅の名前の由来でした。
![](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/nittayoko/article/00185611/internal_1643628673702.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
~ひっそりと、影をひそめるお寺~
鎌倉や、京都・奈良にあっても不思議ではないくらい大きなお寺
一歩、門に足を踏み入れてみると、
鎌倉や、京都・奈良にあっても不思議ではないくらい、境内も広くて大きなお寺でした。
![妙興専門道場](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/nittayoko/article/00185611/internal_1643628745711.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
この日の来訪者は数人とすれ違う程度。近所の方々のお散歩コースといった雰囲気で、静寂な空気感でした。
![手入れの行き届いた庭](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/nittayoko/article/00185611/internal_1643628780351.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
たくさんの修行僧が、藍色の作業衣姿で広大な敷地の庭の手入れをしていました。
![七福神 布袋尊 いい笑顔ですね☆](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/nittayoko/article/00185611/internal_1643628813991.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
~妙興寺の歴史~
多くの文化財を保有している貴重な場所
妙興寺は、約680年前に建てられた臨済宗妙心寺派のお寺で、南北朝時代(1336年から1392年)に建武された歴史深いお寺です。明治時代に妙興寺村が発足し合併を繰り返し、時を経て現在に至っています。
自然豊かで緑多い境内は、愛知県の文化財として登録されているほか、多くの文化財を保有している貴重な場所です。
幾度かの災害により、多くの建造物が失われていますが、国指定重要文化財となっている勅使門は、創建当初来の遺構を今に伝えています。
桜の咲くころに行きたい
広々とした森の中にある妙興寺。
桜の木々も多くあり、春になれば一段と美しい姿が見られるのではないかと思いました☆
![本殿](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/nittayoko/article/00185611/internal_1643638939690.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
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![重要文化財 山門](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/nittayoko/article/00185611/internal_1643628969491.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
![彫刻が素晴らしい!!](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/nittayoko/article/00185611/internal_1643629000281.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
![](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/nittayoko/article/00185611/internal_1643629043755.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
筆者は歴史はあまり得意ではありませんが、建築物を見るのは好きです。
古い時代からの緻密な建築技術や、彫刻の技術の伝統は素晴らしいと思います☆
~数々の文化財~
国・重要文化財 『勅使門』
詳細はコチラ
境内地は県指定史跡であるほか、「絹本著色仏涅槃図」、「紙本著色足利義教像」、「妙興寺文書」、「紙本著色豊太閤画像」をはじめ、多くの文化財を保有しています。、国指定重要文化財の勅使門は創建当初来の遺構を今日に至るまで伝えています。当門には文和2年(1353)、後光厳天皇より賜った勅額「国中無双禅刹」が掛かっています。
~迫力満点の鬼瓦~
眼を吊り上げ、牙をむき出す迫力満点の鬼瓦は必見!!
![鬼瓦 高さ46 幅41 厚さ5.5](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/nittayoko/article/00185611/internal_1643637932112.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
妙興寺に伝世するもので、収納箱には「尾州国分寺古瓦、鬼面壱枚」の箱書がある。平面形がドーム形を呈する鬼面文鬼瓦であり、型により成形する。完形品であるが、焼きが甘く灰白色を呈している。
眼を吊り上げ、牙をむき出し、髭を生やした鬼面を浮き彫り風に表出するが、平城宮式鬼瓦と同様に周縁部には連珠文等の文様はみられない。奈良時代後期のものと考えられる。
箱書には尾張国分寺跡出土と伝えるが、国分寺の発掘調査では同范品の発見なく、妙興寺境内から出土した可能性も考えられる。
君が代の『さざれ石』
![さざれ石](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/nittayoko/article/00185611/internal_1643639343621.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
石灰質角れき岩のことで、石灰岩が尼に図で溶け石灰質の作用により小石がコンクリート状態に凝結して固まったものです。これが国歌「君が代」の歌詞に歌われる「さざれ石」とのことです。
♪ 君が代 ♪
君が代は 千代に八千代に
さざれ石の
いわおとなりて苔のむすまで~♬
『君が代』を現代語訳すると・・・
君が代は、千年も八千年も、細石が大きな岩になってそれに さらに苔が生えるほどまで、長く長くずっと続きますように・・・という意味だそうです。
―YAHOO知恵袋より
こんなに素晴らしい妙興寺を知らなかった筆者でしたが、
広大な敷地の木々の緑や鳥のさえずりに癒される、歴史深い立派なお寺でした。
皆さんも、お天気の良い日に妙興寺にお出かけしてみてくださいね☆
基本情報
妙興寺 臨済宗妙心寺派
■住所 愛知県一宮市大和町妙興寺2438
(一宮市博物館隣)
■電話 0586-45-1973
■拝観料 無料
■駐車場 無料
■アクセス
自動車
・名神高速道路:「一宮IC」より約10分
・東海北陸自動車道:「一宮西IC」より約10分
・東海北陸自動車道:「尾西IC」より約15分
公共交通機関
・名鉄「妙興寺」駅より徒歩約7分
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