【横浜市】日本酒の秋!「かながわ13蔵元 秋の感謝祭」はチケット早くも完売 県内地酒を求め泉橋酒造へ
神奈川県にある日本酒蔵元。13の蔵元の日本酒が揃う「かながわ13蔵元 秋の感謝祭」(主催:神奈川県酒造組合)が、9月18日(月・祝)に神奈川中小企業センタービル(横浜市中区)で行われる。当日は二部制(定員各200名)での企画だが、早くも入場チケットは完売となった。イベントにも参加予定の、泉橋酒造(海老名市)の話題と合わせて紹介する。
チケット完売!13蔵元の飲み比べや日本酒購入など 9月30日には小田原市でも13蔵元集結
「かながわ13蔵元 秋の感謝祭」はチケット事前購入制(当日券なし)のイベントで、今回は早くも完売となった。有料試飲やおつまみなどが購入できる人気のイベントで、日本酒を楽しむのはもちろん、蔵元から直接日本酒の話を聞くことができる貴重な機会だ。
出展予定銘柄:
曽我の誉(石井醸造)、箱根山(井上酒造)、松美酉(中沢酒造)、丹沢山(川西屋酒造店)、セトイチ(瀬戸酒造店)、雨降(吉川醸造)、白笹鼓(金井酒造店)、残草蓬莱(大矢孝酒造)、盛升(黄金井酒造)、巌乃泉(清水酒造)、相模灘(久保田酒造)、いづみ橋(泉橋酒造)、天青(熊澤酒造)
※以上、神奈川県酒造組合ホームページより
神奈川県には茅ヶ崎市・海老名市以西に14の酒蔵がある(もともとは13蔵元だったが、2021年に愛知県から神奈川県小田原市に移転した「RiceWine 森山酒造」を加えて14蔵となった)。
相模湖・津久井湖周辺、相模川周辺の県央、そして丹沢山系・箱根周辺と蔵元があり、神奈川の魚や肉と合わせていただく地元の日本酒は絶品だ。
ちなみに今秋、同じように13蔵元が集結するイベントは小田原市でも予定されている。9月30日(土)開催予定の「第7回 小田原宿場祭り」(主催:小田原かまぼこ通り活性化協議会)では、小田原かまぼこの11社と日本酒の13蔵が集結。こちらは前売りチケットと当日チケットが入手可能なので、今から秋の週末の予定を立てるのも良さそうだ(チケット販売は、小田原かまぼこ通り活性化協議会または小田急トラベルから)。
泉橋酒造の直営レストラン「サケとアテ 蔵元佳肴 いづみ橋」(海老名市)
「泉橋酒造」(海老名市)はイベントに参加する蔵元の一つ。「いずみ橋」をはじめ、トンボのラベルが印象的な「とんぼラベル」「黒とんぼ」「夏ヤゴ」は神奈川県内の飲食店で見かける機会も多い。海老名市の直営レストランを訪ねた。
「ららぽーと海老名」から道を挟んで反対側にある、現代的な建物。ここの一階に泉橋酒造の直営レストラン「サケとアテ 蔵元佳肴 いづみ橋」がある。
まず目を惹くのは、なんといっても泉橋酒造の日本酒ラインナップ。定番のものはもちろん、季節の限定酒や熟成酒まで揃うのは、蔵元直営ならでは。
訪れた8月は、夏酒の季節。生酛仕込み・純米酒の「夏ヤゴ 13サーティーン」をいただく。ヤゴがトンボになるまでに13回脱皮することにちなんで、命名したそうだ。すっきりとした飲み口で、食事の前に飲み干してしまう…。
グラス(一合の約半分)でも注文できるため、複数種類を飲み比べできるのがありがたい(お燗のみ一合からの注文)。「恵 海老名耕地(めぐみ えびなごうち)」は精米歩合80%と、通常よりも低精米の純米酒。地元で育てられた酒米・山田錦にこだわる、泉橋酒造の定番商品の一つだ。
メニューには日本酒の説明や、そのお酒と合う食事メニュー(ペアリング)が記されており、読むだけで飽きない!
ペアリングを考えて作られた「アテ」に次々に手を出してしまう。手始めに、ゆで落花生とカルパッチョをつまむ。
つまみだけでなく、しっかりと食事になるメニューも充実しており、日本酒好きのディナーにはもってこいだ。飲む方も食べる方も止まらない。
印象的だったのは酒米を使ったチーズリゾット!横須賀海苔が入っており、まさに神奈川の食の恵みがつまった一品。酒米の固めの食感が、濃厚なリゾットによく合っていた。
レストランのホームページから予約可能。2022年までに一時休業した時期もありながら、現在は日本酒とアラカルトメニューのレストランとして本格的に再開した。お土産には日本酒やとっくりも。
<関連情報>
◆かながわ13蔵元 秋の感謝祭【※チケット完売】
開催期間:2023年9月18日(月・祝)
開催場所:横浜市中区尾上町5-80 神奈川中小企業センタービル14階 多目的ホール
神奈川県酒造組合 ホームページ
◆サケとアテ 蔵元佳肴 いづみ橋
住所:海老名市扇町12-33 フィールズ三幸1F
アクセス:JR相模線海老名駅から徒歩5分
サケとアテ 蔵元佳肴 いづみ橋 ホームページ