横浜中華街で行列の老舗のエッグタルト。外はサクサク中はプルン【紅棉(こうめん)】
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横浜中華街の老舗「紅棉」。珍しく誰も並んでいなかったので、焼き上がりを待って「エッグタルト」を買ってきました。テレビや雑誌でも紹介されることが多い、中国菓子と点心の専門店です。
紅棉
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横浜中華街の関帝廟通りにある「紅棉(こうめん)」は、1952年創業の純広東点心の老舗です。『紅棉』の店名は、ご主人の故郷 広東省の省花・紅棉花から名付けたそう。
昔ながらの味にこだわり、あんから全て手作り。保存料などの添加物は使わず丁寧に作られた中華菓子や点心は、観光客だけでなく地元の方からも愛されています。
蛋達(タンター)
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中でも人気なのが蛋達(タンター)。サクサクなパイ生地の中に、卵、牛乳、砂糖、水だけで作られたシンプルなカスタードを注いで焼いた中華菓子。エッグタルトですね。
日本では1990年代後半にブームとなりましたが、昔は結婚式と披露宴の間に、新婦が新郎の家族へあいさつに回る空き時間にふるまわれたので、縁起のいいお菓子としても親しまれています。
毎日11時過ぎにケースに並ぶ
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紅棉では50年ほど前に香港から職人さんを呼び寄せて、現地の味を忠実に再現。多い時には1日に800個も売れるというエッグタルト。
できたてを味わってほしいという思いから、作り置きはせず1日に何度も焼き上げています。そのためエッグタルトが買えるかどうかはタイミング次第。
毎日11時過ぎに店頭に並びます。
「もうすぐ焼きあがりますよ」と教えてもらい、先頭で第一弾の焼き上がりを待つことに。あっという間に5〜6組の列になりました。
![マーライコウもおいしい](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/ichimi/article/00393770/internal_1675992787834.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
テイクアウトはつぶれないようにパックに詰めてもらえます。その場ですぐに食べるときは、トレイにのせてもらって、お店の横の椅子に座ってゆっくりといただけます。
土日限定のマンゴープリン
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できたてはほんのり温かかく、プルプルなプリンとサクサクパイの食感が絶妙!
マンゴープリンは初めて食べましたが、果肉感がたっぷりなマンゴープリンの上に、ココナッツミルクのゆるっとしたクリームがかかったアジアン風。スプーンをつけてもらえるので、その場で食べることも可能です。
マンゴープリンは土日限定。
見かけたらぜひ食べてみてくださいね。
基本情報
■紅棉(こうめん)
■横浜市中区山下町190
■045-651-2210
■10:00-20:00
■無休
■公式 紅棉