今、「ポートピア花壇捜索隊」という書籍が話題になっているのをご存知でしょうか？

1981（昭和56）年に神戸で開催された神戸ポートアイランド博覧会（ポートピア’81）の会場に設置されていた花壇。それが今も神戸市内、兵庫県内の様々な場所で第二の人生を送っています。それを捜索して写真におさめているのがこの「ポートピア花壇捜索隊」なのです。

この書籍を手に、先日筆者もポートピア花壇を捜索しに行ってきました。

まず訪れたのは「岩屋北公園」。

阪神電車岩屋駅、西灘駅、JR灘駅、JR摩耶駅、いずれの駅からも近く、徒歩約7〜9分のところに位置しています。

おっ、あったあった！

公園の中の目立つところに6個もあるのですぐに見つけられます。

北側の鉄棒近くに5個。

そして、少し離れたところに1個。

「ポートピア’81」のロゴが消えかかっているのもありますが・・・

綺麗にロゴが残っているものも。

マリンブルーのラインが、海上に浮かぶ人工島 ポートアイランドで開催されていた博覧会を思い出させてくれます。

筆者は子供の頃でしたが、当時を思い出し、懐かしくて涙が出そうに。

これは9月23日まで「兵庫県立兵庫津ミュージアム」で開催されていた「万博展」に展示されていたパンフレットの数々。（記事はこちら）

筆者は博覧会マニアでもあるので、公式ガイドブックやパンフレットは今も大切に保存しています。

開催当時はこの会場の至る所に1200個もの花壇が設置されていました。

「ポートピア花壇捜索隊」には、この他にも様々な場所が紹介されています。

好評につき第2弾「ポートピア花壇捜索隊 No.2」も販売開始。

総発見数500を突破し、第2弾ではその中から209個の花壇が紹介されています。

いよいよ来年は、大阪・関西万博が開催されます。

世界初の海上で開催される国際博覧会ですが、その先駆けは神戸の海上都市 ポートアイランドで開催された神戸ポートアイランド博覧会。

43年前にはすでに海に浮かぶ神戸の人工島で、延べ1610万人もの大勢の人が来場した博覧会 ポートピア’81が開催されていたのです。

来年の大阪・関西万博に期待を込めてのポートピア花壇探し。

ぜひあなたも！