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【名古屋市】B級グルメライターが選ぶ〜Vol.6〜名古屋でいただける全国各地のご当地麺4選

土庄雄平愛知深掘りライター(名古屋市)

グルメといえばもっぱら名古屋めしという印象の名古屋ですが、実は意外にも全国各地のご当地グルメも味わうことができるのはご存知でしょうか。

今回は「ご当地麺」に焦点を当てて、オススメのお店とメニューをご紹介したいと思います。

定番の博多ラーメンから讃岐うどんに加えて、飛騨牛を使った麺や、九州が誇るB級ご当地焼きそばまで。麺好きの方はぜひチェックしてみてください!

博多ラーメン鶴亀堂 天白平針店(名古屋市天白区)

『名古屋で食べられる本物の博多ラーメンを』というコンセプトで展開されている「博多ラーメン鶴亀堂」さん。クリーミーな豚骨スープに、本場博多から取り寄せる超極細麺を組み合わせた王道の一杯は名古屋市民から大人気です。

一番人気は「全部のせ」。たったの40円差でデフォルトの博多ラーメンに、半熟煮卵、きくらげ、極太メンマがトッピングされています。

まず一口目はスープから。純度の高い豚骨の味わいが、喉の奥にスッと入っていきます。クリーミーですが重たすぎず、どんな方でも美味しく味わえる程よいこってり加減です。

全体的にそれほど麺とスープが絡まない印象ですが、実はこのアンバランスさを狙って出しているのだそう。スープに絡まないからこそ、麺の風味が強く感じられ、時折スープと一緒に啜って両者の一体感も味わうことができますよ。

<博多ラーメン鶴亀堂 天白平針店>
住所:名古屋市天白区平針5-203
営業時間:
月〜金
11:00-14:15 (L.O.14:00)
18:00-21:15 (L.O.21:00)
土・日・祝
11:00-21:15 (L.O.21:00)
定休日:なし
電話番号:052-803-2611
アクセス:地下鉄鶴舞線「平針駅」から徒歩約6分

讃岐うどん田den 本店(名古屋市中区)

名古屋で本格的な讃岐うどんを提供する「讃岐うどん田den 本店」さん。平日のお昼にサクッと食べたいサラリーマンの味方と言えるお店です。

おすすめは、人気No.1の「生醤油うどん」。本場の讃岐うどんに比べると、気持ち少し麺が細いですが、食べてみるとその弾力に驚くはず。噛めばかむほど強いコシが感じられ、とてもモチっとしています。だし醤油も濃すぎず、少し残ったうどんの水気で良い具合に薄まります。

初めて訪れた時には、「名古屋にこれほど美味しい讃岐うどんがあったなんて...!!」と感動してしまいました。大根おろしと一緒に食べればあっさりと、天かすと一緒に啜るとどっしりとした味わいに。この食べ比べも良いですよね。

ランチの食後に無料でコーヒーを一杯いただけるのも、讃岐うどん田den 本店の特徴。適度な酸味もあって、本格派の味わいにほっと一息つけます。

<讃岐うどん田den 本店>
住所:愛知県名古屋市中区栄1丁目13-20 コープ野村御園 1F
営業時間:11:00~14:00
定休日:日曜日
電話番号:052-203-8025
アクセス:名古屋市営地下鉄・伏見駅から徒歩約5分

浅田屋(名古屋市中区)

斬新なメニューを展開する老舗そば・きしめん屋さん「浅田屋」さん。なんと看板メニューは、岐阜の高級和牛・飛騨牛を惜しげもなく使用したうどんです。

オススメは「牛コロおろしうどん」。冬には温かい牛コロうどんをいただけます。一度オーダーしてみると、予想以上多い飛騨牛のトッピングに驚くはず!うどんの麺が見えないほどの、圧巻のボリュームを誇っています。

一口食べると、飛騨牛らしいパンチのある上質な旨味が口いっぱいに広がります。細くもちっとした弾力のある麺、さっぱりとした出汁との相性も◯。出汁の主張が控えめなので、飛騨牛の味わいを存分に堪能できますよ。

ただうどんとしてのスタンダードな味わいも損なわない塩梅が絶妙です。ワカメやネギもたっぷりと乗っている点も嬉しいですね。

<浅田屋>
住所:名古屋市中区栄1-9-13
営業時間:
[月~金]
11:00~14:30 17:00~21:00
[土]
11:00~14:30 17:30~20:00
定休日:日曜日、祝日
電話番号:052-221-1718
アクセス:地下鉄伏見駅から徒歩約10分弱

想夫恋 名古屋天白店(名古屋市天白区)

大分県日田市の名物・日田焼きそばの発祥となった老舗焼きそばチェーン「想夫恋(そうふれん)」さん。フランチャイズの業態で、全国各地に展開しており、中部地方唯一のお店が名古屋市天白区にあるのはご存知でしょうか。

日田焼きそばの特徴は、外は焦げ目がつくほどカリッカリで、噛むともっちりとした弾力。2つの食感が共存しており、独特の食べ応えとなっています。また、和えて炒めている焼きそばも多いですが、想夫恋さんの焼きそばはしっかり鉄板で焼いて提供されます。

ソースのベタつきがなく、さらりといただけるのが特徴。添えられている野菜もしならずに、シャキッと食感があり、秘伝ソースの焼きそばとの相性バツグンです!食べ慣れた焼きそばのはずですが、スパイシーで香ばしい新感覚の味わいです。

なおサイドメニューのひとくち餃子もオススメ。肉の旨みと野菜の甘みをともに感じるあんと、香ばしい皮のコラボレーションは王道的な美味しさです。

<想夫恋 名古屋天白店>
住所:名古屋市天白区原3丁目705番地2
営業時間:11:00~21:00
定休日:不定休
電話番号: 080-8251-9906
アクセス:名古屋市営地下鉄・原駅から徒歩約10分

愛知深掘りライター(名古屋市)

1993年生まれ、愛知県豊田市出身、同志社大学文学部卒。第二新卒を経験後、愛知へUターンをして、メーカー営業職とトラベルライターを両立。現在は、IT企業に勤務しながら、自然や暮らしに一歩踏み込む、情報発信に精を出す。美味しい地元グルメを探しながら、名古屋市内の色彩豊かな自然を愛でるのがルーチン。 ※12月18日からLINEにて土庄雄平「名古屋深掘りチャンネル」配信スタート!毎週月曜日の10時にお届けします。名古屋のグルメから週末おでかけ情報、ディープなスポットまで盛りだくさん。ぜひ登録してくださいね♪(記事内のリンクは、Yahoo!ニュース エキスパートとの取り組みで特別に設置しています。)

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