【印西市】人気ロックバンドの曲にもなったファンの聖地、昭和レトロな文房具店「櫻井商店」
子供の頃からずっとある印西市高花の、船穂中学校の目の前にある文房具店「櫻井商店」。
今も営業されているようなので、思わずふらっと立ち寄ってみました。
以前ご紹介したオム焼きそばが絶品の「お好み焼き とむら」も近く歩いて4分ほどのところです。
「櫻井商店」はいわゆる町の文房具店。
昔は個人店の文房具店が沢山ありましたよね。いつの頃からかこういうお店は減ってきました。
お店に入ろうとしてふと横を見ると、こんな昔なつかしいガチャガチャの機械がありました。
ここ数年ガチャガチャが空前の大ブームでショッピングモールや駅などあちこちで見かけますが、流石にこんな昭和レトロな型のガチャガチャは見ないですね。
お店に入るとすぐのところにアイスクリームの冷凍庫が。文房具店だけどアイスクリームも売っているのですね。ちょっと駄菓子屋さんみたい。
お店の中はしーんと静まりかえっています。あれ? 誰もいない?
「こんにちはー。」と声をかけると、「はい、いらっしゃーい。」と、高齢の女性の店主さんが売り場の一番奥から顔をのぞかせました。お店の奥で読書をされていたのですね。
「どうぞゆっくり見ていって。」とのことで、お店の商品を色々見せていただきました。
置いてある商品がどれも昔なつかしい物ばかり。
今も缶のペンケースってあるのですね。ねりけしもあったりしてなんだか懐かしい!
文房具だけでなく、おもちゃも。おもちゃのピストルやパチンコ、おはじきもありますね。
シャボン玉やビーズ、リリアンも。子供の頃これらでよく遊びました。
お菓子や駄菓子も売っていました。
そして気になったのがこちら。「神聖かまってちゃんボールペン」て何ですか?
店主さんのお話によると、人気ロックバンド「神聖かまってちゃん」のメンバーが印西市出身で、ここ「櫻井商店」には子供の頃よく来ていたのだそうです。
バンドの曲のひとつに「ぺんてる」という曲があり、それは「櫻井商店」がモデルとなった曲ということで、メンバー公認のオリジナル「神聖かまってちゃんボールペン」をこちらで販売しているのだとか。
ボールペンには「ぺんてるに 行きました」と書かれていました。歌詞の一部みたいです。
年に何人ものファンの方々が聖地巡礼として、ここ「櫻井商店」を訪れるそうですよ!
ショッピングモールなどが無かった頃の子供たちにとっては、ここは放課後の楽しいたまり場だったのでしょうね。
そんな「櫻井商店」は今年2023年で創業50年。「今はお店は趣味でやっているようなものよ。」と店主さん。
今後もお元気にお店を続けていただきたいですね。
「櫻井商店」
- 住所:千葉県印西市高花5-5-4
- 電話:0476-47-7371
- 営業時間:10:00~18:00
- 定休日:日曜日