横浜市地域情報クリエイターのみうけんです！

横浜には中国・韓国・インドなど、いろんな国の美味しいお料理のお店がありますよね。

その中でも特に人気なのが、タイ料理。

横浜は黄金町の発展と共に、若葉町を中心にタイタウンが形作られていきました。

平成の時代、黄金町は一斉摘発されましたが、その後もタイタウンは力強く残り続けています。

今回紹介するのは、長者町の鎌倉街道沿いに出来た、「たくたいタイキッチン」さんです。

位置的には曙町一丁目交差点に面したところ。

いつも大行列ができている「ラーメン二郎 関内店」さんの向かい、というと分かりやすいかもしれませんね。

お店の表側には、インパクトのある写真。

このお店のオーナーさんですが、ニコニコされていて優しい方です。

このオーナーさんに、「たくたい」ってどんな意味ですか？　と聞いたら、軽く砕けた挨拶だとのこと。

サワディーカー（こんにちは）よりも砕けた感じで、日本では軽く手を上げて「よぉ！」って言うような感じらしいです。

店内は、まるでタイの屋台にでも来たかのような感じです。

横浜にはタイ料理屋は何軒もありますが、屋台風のお店はなかなかないので楽しいですねぇ。

店内にも、どっどーんとオーナーさん。

この日は他にお客さんがいなかったので、いろいろと世話を焼いてくださったり、食べ方を説明してくださったりと実に快適に過ごす事ができました。

◆カクテルミキシングバケツ（１２００円）

いろいろなお酒をブレンドして、冷たいシャーベットのように仕立てたもの。

タイでは大人数で取り分けて楽しむのでしょう。

アルコールの濃いめ・薄めは、注文時に言えばきちんと対応してくださいます。

味は、今までに飲んだ事がないようなフシギな味わいでした。

おつまみにピーナッツが出てきますが、きちんと炒ってあるのが嬉しい。

量もしっかり入っており、良いおつまみになります。

◆ムーナムトック（５９０円）

豚肉を茹でて香草とタレに和え、たっぷりのキャベツを添えたサラダです。

ミントやパクチーなどの香草がしっかりと効いているので、爽やかにいただけますねぇ。

お肉の食感もむっちりで、時折シャクッと感じる赤タマネギが良い感じ。

サッパリしたお肉と野菜に、優しいタレがからんで美味しいです。

点々と見えるのは、いろんなナッツのような・穀物のようなもの。

たっぷりと入って、パリッパリな食感なのもの楽しいです。

◆ガパオライス（８９０円）

ガパオライスは、タイ料理の代表格かつ個人的に好きなメニューです。

基本的なメニューだからこそ、この一品でお店のウデが分かるといっても過言ではないメニュー。

まずは、大根の入った鶏のスープから。

あっさりとした鶏の風味と、トロトロに煮込まれた大根の相性はバツグン！

ガパオライスは、揚げ焼きされた玉子が半熟トロトロで絶妙な焼き加減。

その下には、きちんとジャスミンライスが盛られています。

ガパオは肉がゴロゴロと大きめで食感も味わいもよく、噛むごとに肉の旨味が炸裂しますねぇ。

肉の食感と甘辛なタレが最高の組み合わせの、クオリティの高いガパオでした。

◆トムヤム味ラーメン（８９０円）

大きな丼にたっぷり入ってやってきました。

つみれ、お肉、お野菜がしっかり入り、あっつあつです。

スープと具材は、ハーブをたっぷり効かせた爽やかな味わい。

この肉味噌とピリ辛なスープが、実によく合います。

具材もたっぷりで、食べても食べても出てくる野菜たち。

そして、プリッとした食感が楽しいつみれたち。

麺は、お米の麺でもっちりとした食感が楽しめます。

普段食べているラーメンの麺とはだいぶ違いますが、これはこれで美味しいのです。

もちもち、むっちり。

特に、このスープ・この具材には、この麺がベストマッチだと思います。

◆◇◆後記◆◇◆

今回紹介したのは、中区長者町「たくたいタイキッチン」さん。

その雰囲気の良さももちろんですが、スタッフさんの優しさが折り紙付きです。

また、横浜タイタウンのお店はお値段４ケタのメニューが多い中、こちらの「たくたいタイキッチン」さんは３ケタのメニューが多いのが嬉しいところ。

昼はもちろん、夜でもお手軽にランチ価格で美味しいタイ料理がいただけるのが嬉しいところです。

この「たくたいタイキッチン」さん、立地もよく、お値段も安くて明朗会計で、オマケにスタッフさんも優しい。

久々に、クオリティの高いタイ料理をいただきました。

中区長者町の「たくたいタイキッチン」さん、オススメです！

お試しを！