【南アルプス市】里山エリアに古民家カフェがプレオープン〜気軽に美味しく里山体験〜
先日SNSで、以前ご紹介した南アルプス市上野地区の「花と木の工房 メイフラワーズ」さんが、今度はカフェをプレオープンしたとの情報を得て、待ってましたとばかりにお邪魔してきました。
県道108号県民の森公園線を、櫛形西小学校東交差点で南へ進み200mほど先を東へ下りますが、詳細な案内については住所からナビで検索していただくのが一番かと思います。
道沿いの塀には看板がありますので注意していれば見落としはないはずです。
駐車場は道の向かいにあります。入り口が少し鋭角なので出入りの際には少し注意が必要です。
建物の一部を改装、喫茶「談話室ののせ」になっていました。なんか良い雰囲気で好き。
テラス席がまた素敵です。一段下がってお蔵ギャラリーの側にも席はあります。
ボードに分かりやすくメニューが紹介されています。9月10月のプレオープン期間中は、なんと!コーヒー&紅茶が100円!もうこれだけでも訪れる価値あり!使われているフルーツも南アルプス市産に拘っています。
まだまだ残暑が厳しいですが、日陰の下で贅沢な紅茶タイムでございます。
揚げたてふわっふわなドーナツ!香り高い紅茶!桃の素材感が素晴らしく美味しいスムージー!因みに、プレオープン期間中は飲み物の器は紙コップだそうです。いずれ工房で製作した写真のような器で提供する予定とのこと。
美味しい食べ物&飲み物を堪能しながら、何気に外の景色を見ていると、特別感はないけど何か夏休みに自分の田舎で寛いでいるような感覚になっていました。
お蔵ギャラリー「ののせ」も営業しています。
素敵な木の器が並んでいます。紅茶をいただいたカップは、手に吸い付くように滑らかで口当たりも優しく、注がれた飲み物をとても良く演出していると感じました。
花と木の工房 メイフラワーズさんの今後の活動は目が離せません。
喫茶の次はゲストハウスだそうで、こちらは現在リノベーション中です。穏やかにゆったりと時間が流れる里山地域ですが「ののせ里山研究センター」によって、豊かな体験のできる特別な場所に進化していくようです。
せっかくなので近隣を散策。何とも珍しい建物と鳥居ですが、こちらは天神社(祭神:菅原道真)のようです。
鉄骨の建屋が珍しいと言うか面白い不思議な感じ。社殿はやや朽ち気味ですが立派な彫り物が特徴的でした。どういった経緯でこのような建物になったのでしょうか?
天神社の西側には諏訪神社があります。こちらは春にはとても綺麗に桜が咲き誇ります。
車で少し櫛形山方面に上ると中野地区。棚田はただいま稲刈りの季節に入りました。農作業の車や人で道が狭くなりますので、景色を楽しみに来られる方は作業の邪魔にならないようにお気遣いお願いいたします。
今回お邪魔した、花と木の工房 メイフラワーズさん運営「ののせ里山研究センター」内の、喫茶「談話室ののせ」・お蔵ギャラリー「ののせ」、そしてこれから始まるゲストハウス「ののせのおじちゃんち」は、一見地味で何もなさそうな里山地域に変化をもたらしそうな活動だと思います。地元の魅力を様々な工夫で掘り起こし、手を加えて新しい価値を作っていって欲しいと思います。喫茶「談話室ののせ」は、プレオープン期間中は土日祝日の営業です。里山のゆっくり流れる時間を美味しく堪能されてはいかがでしょうか?