【本当に必要?】使ってわかったサイドオーニングのメリット・デメリット
こんにちは。軽キャン女子「まるなな」 です。
軽自動車のキャンピングカー「テントむし」で北海道を旅し、各地のグルメや温泉・登山・キャンプの様子をYouTubeとブログにて配信中!
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突然ですが、"サイドオーニング"というものを、ご存知でしょうか?
写真のような、キャンピングカーの上部側面に付いている『庇(ひさし)』の事。
かっこいいし、一見便利そうなサイドオーニング。
でも、自分の車中泊スタイルに「必要?不要?」を見極めないと後悔するかもしれませんよ。
私は、軽キャンパー購入前からサイドオーニングに憧れていました。
通常はオプションで取り付けるものですが、中古で購入したテントむしには、前のオーナーが取り付けたサイドオーニング(Faimma)があり、購入の決め手の1つでした。
テントやタープを立てなくても簡単に日陰ができるし、キャンピングカーっぽくてかっこいい!…って思っていましたが、実際に使ってみると…?
「サイドオーニングは欲しい派」でしたが、「なくてもいいかな?」と次第に変化。
なぜ、サイドオーニング必要派の私が不要派に傾いたのか?
実際に使ってわかった、メリットとデメリットを紹介します。
サイドオーニングのメリット(良いところ)
・簡単に短時間で設営可能
・キャンピングカーっぽくてカッコいい
◆簡単に短時間で設営可能
とにかく設置と撤収がめちゃくちゃ簡単!慣れたら1人でも楽々、3分程で設営ができます。
特に便利なのが、急な雨でもすぐに雨よけが設営できること。
実はサイドオーニングの最大の利点は、日よけではなく雨除けなのです。
パラパラと降り始めてもすぐに設置できるので、雨に濡れることはありません。
※サイドオーニングを設営している動画(設営0:30・撤収12:15辺り)
サイドオーニングのデメリット(悪いところ)
・意外と日よけにはならない
・設営できる場所がない
・重量が重い
・風に弱い
・洗車しにくい
・値段が高い
・ 雪下ろしがしにくい
◆意外と日よけにはならない
上の写真をご覧ください。日陰少ないですよね(笑)
軽自動車のサイドオーニングはサイズが小さいため、想像以上に日に当たります。 太陽の角度と車を駐車する向きによっては、全く日陰にならないのです。
日よけ対策で購入を考えている方には、残念に思うかもしれません。
◆設営できる場所がない
サイドオーニングがあっても、使える場所が限られてきます。オートキャンプ場くらいしか活躍の場がありません。
◆重量が重い
実はこれ重量が約20Kgあるんです。
ただでさえ、車体重量が重い軽キャンピングカーなのに、さらに車体上部にこんな重いものを積載するのは少し気が引けます。燃費も悪くなりそうですし。
◆風に弱い
サイドオーニングに限らないかもしれませんが、風が強い日は破損する可能性があるため使用できません。 風が強くなってもすぐに片付けられるので楽です。
◆クルマを移動しにくい
一度設置してしまうと、クルマを動かすのが億劫で買い物・入浴に行きにくくなります。戻ってきたらクルマを停める場所がなくなってた。というのも困ります(笑)
◆洗車時にちょっと邪魔
く洗車で引っかかったり洗いにくいので、ちょっと邪魔です。
◆値段が高い
サイズにもよりますが、1番安いものでも10万円くらい。私は年に数回しか使わないので10万円は高く感じてしまいます。
◆雪下ろしがしにくい
サイドオーイングに雪が引っかかり雪下ろししにくい。 しかも、綺麗に雪を下ろさないと乗り降りの時、雪解け水がポタポタとかかり冷たいです(笑)
まとめ
以上が、私が実際にサイドオーニングを使用した感想です。
もちろん、サイドオーニング必須派の方もたくさんいます。
でもサイドオーニングが、本領発揮するのは意外にも雨の日。
サイドオーニングの下で、雨音を聴きながら飲むコーヒーは格別です。
でも、日よけ目的で買うとがっかりするかも。
自分のスタイルに「サイドオーニングは必要か?不要か?」を見極めて購入しないと後悔するかもしれません。
オートキャンプメインなら必須!オートキャンプ場以外で車中泊する派なら不要!
キャンプの時はカーサイドタープを設営するのもよいと思います。
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