【佐倉市】3月4日(土)オープンの「夢咲くら館」は図書館等新町活性化複合施設、家族で楽しめる場所です
老朽化した旧佐倉市立佐倉図書館に代わって、新たに図書館・子育て交流センター・カフェなどを完備した複合施設夢咲くら館が2023年3月4日(土)にオープンしました。
佐倉の秋祭りや新町{暮らシック}Car まちなか博物館の会場にもなった夢咲くら館、その際駐車場や1階の一部が解放されていたこともあり、完成を楽しみにしていた方も多いはず。
新町通り(成田街道)から館内に向かう歩道もきれいに整備されていました。途中には案内板もあり、ベンチや美しい花々もありのんびりお散歩コースにも良いですね。
お花は社会福祉法人愛光さん・さくらベースさんによる作品。歩道も程よい広さがあり車道としっかり分けられているので小さなお子さん連れや高齢者の方でも安心です。
駐輪スペースの横にあるのは自動車の駐車料金精算機で、ナンバープレートを読み込むタイプ。出庫時に車のナンバーを入力すると料金が表示されます。駐車料金は8:00~20:30まで3時間無料、それ以外の時間は100円/30分・24時間最大700円です。
※料金・時間帯等は予告なく変更になる場合があります。施設にてご確認ください。
館内出入口には図書館の返却ポストも設置されていました。写真の出入口反対側にも自動ドアがあり、建物前の駐車場に停車した場合でも出入りが楽になっています。
館内の1階の床には佐倉の古地図が印刷されていました。館内の案内によると江戸時代末期の「江原~大蛇町」付近の地図だそうです。来場者の方々も興味深そうに見ていました。
1階奥には佐倉市内に関係するチラシやパンフレットがたくさんありました。入口を背に、右手がエレベーター・左手に階段。奥には地下へつながる緩いカーブになった階段があります。こちらは段差が緩く、子どもやシニアの方々に優しい構造になっていました。
地下1階にある絵本・児童書コーナー。館内はとても広く書籍もいっぱい! 絵本や児童書だけでもかなりのスペースが確保されています。
小さなお子さん連れでも楽しめるスペースが確保されているのは嬉しいですね。親子で楽しむのはもちろん、親御さん同士の交流の場としての機能も備えているそうです。みんなの交流の場として賑わいそうですね。
なんと託児所まで完備! 子育て中のパパさん・ママさんが子どもと一緒に来てもゆっくり読書を満喫できるようにと考案されたシステムは画期的ですね。
佐倉市子育て交流センターも館内の地下1階に完備。子育て交流・子育て講座・子育て相談の各業務を行っています。その他、市内の子育て施設情報や幼稚園・保育施設の情報公開も行っています。
広々とした一般書ブースには学習スペースも完備。学生だけでなくリモートワークなどに利用する方もいらっしゃいました。集中したい方にはサイレントルーム(写真右手)も完備されていました。
明るく清潔感のある空間にイスやテーブルもたくさん用意されており、ゆったり読書できる環境が揃っているので読書好きにはたまりませんね。
テラス席も完備。館内は1階フロア・地下テラス(写真の場所)・2階テラスで飲食が可能です。ただし、地下・2階に関しては密閉できる蓋付き容器のみ利用可能です。
2階は「佐倉を学ぶフロア」で、佐倉市の歴史資料を見ることができます。なんとレファレンスサービスを活用して古文書等の貴重な資料も閲覧できるそうです。歴史豊かな佐倉の町を楽しめそうですね。
また、2階には人権展示コーナーも設置されていて、人権に関する書籍・情報提供・資料の閲覧が可能です。
市内で出土されたものや古地図、昔の写真など貴重な資料が展示されたコーナーもあります。歴史好きにはたまりませんね。地元佐倉市をよく知るきっかけにもなれそうです。
1階にはさくらカフェも併設。広い客席とコーヒーなどの飲料のほかカレーなどの軽食やデザートが用意されています。館内はもちろんテラス席で楽しめるほかテイクアウトも可能です。
広々とした館内は、ところどころに一息つけるスペースが確保されていて、図書館としての機能だけでなく家族みんなで楽しめる複合型施設になっていました。もちろん学生さんの勉強の場やリモートワーカーの仕事の場としても便利な夢咲くら館へぜひ足を運んでみてくださいね。1日ゆっくり読書を楽しめる素敵な空間ですよ。
※館内の撮影は全て許可を得て行っています。
施設名称:夢咲くら館
住所:千葉県佐倉市新町40-1