大阪駅ビル10階!朝7時から見学できる天空の枯山水庭園「和らぎの庭」は眺めも超爽快
こんにちは、「ホリデーノート」を運営しているotoです。今回は、大阪にある「和(やわ)らぎの庭」へ行ってきました。
「和らぎの庭」があるのは、JR大阪駅直結の駅ビル「大阪ステーションシティ」の10階です。この記事では合わせて、11階以上のフロアにある広場についてもご紹介します。
大阪ステーションシティ・ノースゲートビルディング10階にある「和らぎの庭」
大阪ステーションシティは、JR大阪駅の巨大な駅ビル(複合商業施設)です。大きく、駅北側のノースゲートビルディングと、南口のサウスゲートビルディングに分かれており、「和らぎの庭」があるのはノースゲートビルディングの方です。
10階はレストラン街になっており、その屋外に、ご覧のような枯山水庭園「和らぎの庭」があります。枯山水とは、水を使わずに、石や砂などで水があるように見せる庭園様式のこと。規模は小さいものの本格的で、GardenFactory創都作庭によるものです。
樹木が植えられ、綺麗な緑色をした芝生に、石により波紋が作られた枯山水庭園。小さな石灯籠もあり、水鉢がどこか涼やかさを醸し出しています。
「和らぎの庭」のすぐ近くに階段があり、11階の広場へ行くことができます。上の写真は、11階から眺めた「和らぎの庭」。俯瞰して眺めると、なめらかな曲線の美しさがより際立ちます。
こうして見ると、思いのほか木々がたくさん植えられていることにも気づきます。しだれ梅やツバキ、サルスベリ、しだれ紅葉などが植栽されており、それぞれ見頃の時期にはより趣ある庭園が楽しめそうです。
枯山水庭園の横には、石でできたベンチがランダムに配置。開放感のある景色を眺めながら過ごせます。
11階「風の広場」からの眺めも爽快
11階は「風の広場」と呼ばれています。圧巻なのが、爽快な眺め!向かいに見えるのは「グランフロント大阪」で、緑が生い茂るテラスガーデンがあるのがわかります。
「風の広場」と書かれているのがハッキリと見えないぐらい、カラフルなあじさいがモリモリと咲いていました。
あまりに人が多く撮影できませんでしたが、「風の広場」には芝生やウッドデッキがあり、眺望を楽しみながらくつろぐには最高です。
14階「天空の農園」まで行ってみよう!
14階には「天空の農園」がありますが、ここへ行くには、11階の「風の広場」から階段をのぼって行くしか方法はありません。
案内には「天空の農園へは軽いハイキングコースとなっております」と書かれていますが、そうです、12階、13階、そして14階と3階分を上がっていくわけです。少しだけ覚悟して行ってね!という、親切な案内なのですね。
14階までひたすら階段がつづくわけではなく、12階、13階とそれぞれ、花壇に季節の花が植えられています。
階段沿いの壁には、可愛らしいイチゴも発見!
いよいよ14階の「天空の農園」へ到着しました!自販機はないので、ゆっくりしたい場合にはドリンクを用意しておくのもいいでしょう。
さっそく目に飛び込んでくるのが、斜面を利用したぶどう畑。毎年7月〜8月に実が色づき収穫するそうで、デラウエア、スチューベン、ベリーA、ナイアガラの4品種が育てられています。
菜園のまわりにはベンチが置かれ、くつろぐ人がたくさんいます。11階の「風の広場」と違い静かなので、ゆっくりしたい方には14階の方がいいかもしれません。
珍しい野菜が育てられており、上の写真(左側)は「コールラビ」。筆者もはじめて名前を聞く野菜です。見た目はかぶのようであり、味はキャベツのようなのだとか。実際、コールはキャベツを意味し、ラビはかぶを意味するのだそう。
上の写真は「UFOズッキーニ」。よく見るズッキーニはきゅうりのような形をしていますが、UFOズッキーニは名前のとおりUFOみたいな形をしています。
上の写真は、「グリーンパンツ」という名前の野菜。まず、名前が面白いですよね。こちらもズッキーニで、メインカラーは黄色ですが、緑色のパンツを履いたようなツートンカラーのズッキーニなのだそう。
朝7時から入ることができる!
ご紹介した3つのスポットはすべて、朝7時から入ることができます。大阪旅行で朝の時間を持て余すときや、爽快な景色を眺めながら清々しい朝の時間を過ごしたい時に、ぜひ利用してみてはいかがでしょうか。
和らぎの庭
大阪ステーションシティ・ノースゲートビルディング10F
開園時間:7:00〜23:30
公式サイト(外部リンク)
風の広場
大阪ステーションシティ・ノースゲートビルディング11F
開園時間:7:00〜23:30
公式サイト(外部リンク)
天空の農園
大阪ステーションシティ・ノースゲートビルディング14F
開園時間:7:00〜18:00
公式サイト(外部リンク)