【北海道旭川市】小ねぎの香りと甘みがギュっと詰まったポン酢「日本醬油工業」
「日本醬油工業」は、昭和19(1944)年の創業ですが、その前身は旭川に最初に入植した鈴木亀蔵が笠原喜助と喜八郎の兄弟と、明治23(1890)年に興した笠原酒造店です。
第二次世界大戦の末期、時の政府は酒造りよりも生活物資である醤油の醸造を行うように命じました。
醤油造りの技術は野田醤油(現キッコーマン)から伝授されました。そのため「日本醬油工業」の醤油には、キッコーニホンのマークが付けられています。
現在、事務所と直売店として使用されている建物は、いつ建てられたのか正確にはわからないそうですが、ゆうに100年は経っているとのことです。
キッコーニホンの醤油は、農林水産大臣賞など数々の賞を受賞しており、その品質の高さと美味しさが証明されています。
旭川といえば醤油味のスープに代表される旭川ラーメンが有名ですが、日本醬油工業のキッコーニホンは今も多くのラーメン店で醤油ダレとして使用されています。
現在は、醤油を使ったタレやドレッシングなどの商品を数多く開発していて、そのほとんどには道内各地のこだわり食材が使用されています。
今回、購入したのは「北海道比布町産 小ねぎポン酢」です。
旭川の隣町である比布町の特産品「小ねぎ」は、1月から3月の一番寒い時期に収穫されるるため、独特の香りと甘みがギュっと凝縮されています。
キャンプ場なので、アルミのお皿で写真写りが悪いですが、ごま油をひいて焼いた茄子に、「北海道比布町産 小ねぎポン酢」をたっぷりとかけ、削り節を添えて頂きました。
酸味は控えめで醤油の美味しさと小ねぎの風味があり、これはいろいろな料理に合いそうです。今の季節は、焼いた秋刀魚にかけても美味しいと思います。
「日本醬油工業」の直売店には、他にもテレビなどで話題となった商品がたくさん並んでいます。また、通常よりお得に買えるセールを開催することもあるので、Instagramで情報をチェックしてみてはいかがでしょうか。
【施設情報】
施設名:日本醬油工業 直売店
所在地:北海道旭川市曙1条1丁目302番
電話番号:0800-800-7772(フリーアクセス)
営業時間:10:00~17:30
定休日:年末年始
駐車場:あり
Instagram:https://www.instagram.com/kikkonihon/