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現時点で担々麺のカップ麺の最高峰! ラーメンライターが大絶賛「マルちゃん正麺カップ 濃厚担々麺」!

井手隊長ラーメンライター/ミュージシャン
マルちゃん正麺カップ 濃厚担々麺

カップ麺のクオリティの進化が止まらない。

各社から毎月いろいろなカップ麺が発売され、店頭をにぎわせているが、今回食べた一杯はレベルがちょっと頭一つ抜けていたのでぜひ紹介したい。

ファミリーマートから発売されている「マルちゃん正麺カップ 濃厚担々麺」である。

その麺のクオリティでは業界でも一目置かれる存在の「マルちゃん正麺」シリーズから出た担々麺である。

ファミリーマートから発売されている
ファミリーマートから発売されている

あっさりとした清湯系などに比べて、担々麺はタレの旨味と濃度を突き詰めることで、割とカップ麺で再現がしやすいラーメンである。これまでもセブン-イレブンから発売された「鳴龍」監修の担々麺など傑作が生まれている。

しかし今回の「マルちゃん正麺」の濃厚担々麺には驚いた。

フタを開けてまずかやくを入れただけでゴマのいい香りが漂い、本格的な一杯であることを予感させる。

お湯を注ぎ、長めに5分待ち、粉末スープ、液体スープを注いで完成。

スープの圧倒的な濃度と旨味
スープの圧倒的な濃度と旨味

まずはスープの圧倒的な濃度と旨味に驚く。

お湯で割るとどうしてもシャバシャバ感が出てしまいがちなところを、全くケチらないゴマ感と味噌の濃厚さは見事だ。

主役はあくまで「麺」なんだと言わんばかり
主役はあくまで「麺」なんだと言わんばかり

そしてそれに負けない麺の横綱感がまたお見事。

極太でしっかりとコシがあって全くスープに負けておらず、むしろ「マルちゃん正麺」の主役はあくまで「麺」なんだと主張されているかのよう。

ズバッと辛さは感じながらも、味噌がしっかり下支えしており、辛いだけの一杯ではない。

具は大きめの味付挽肉、チンゲン菜がこれでもかと入り、満足度、食感ともにピカイチだ。

限りなく高いところでバランスを取っていて、その味わいは下手するとお店レベル。

ぜひ担々麺ファンの皆さんにお試しいただきたい。

※写真はすべて筆者による撮影

ラーメンライター/ミュージシャン

全国47都道府県のラーメンを食べ歩くラーメンライター。東洋経済オンライン、AERA dot.など連載のほか、テレビ番組出演・監修、コンテスト審査員、イベントMCなどで活躍中。 自身のインターネット番組、ブログ、Twitter、Facebookなどでも定期的にラーメン情報を発信。ミュージシャンとして、サザンオールスターズのトリビュートバンド「井手隊長バンド」や、昭和歌謡・オールディーズユニット「フカイデカフェ」でも活動。本の要約サービス フライヤー 執行役員、「読者が選ぶビジネス書グランプリ」事務局長も務める。

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