愛犬にボール投げを教えるべき?ボール遊びを教えるメリットとは?ドッグトレーナーが解説
こんにちは。ドッグキャッチしつけ教室 トレーナーの金倉です。
今回は愛犬にボール投げを教えるとどんないいことがあるのか?ということを、お話ししたいと思います。
みなさんは愛犬にボール投げを教えていますか?
愛犬とボール投げなんて興味ないさ~。という飼い主さんもぜひ興味を持って頂いて、みんなが楽しく遊んでくれたらな。と思います。
まず、これはボール投げに限ったことではありませんが、犬と一緒に遊ぶということは本当に大切なことになります。
犬との遊びはそのまましつけにもなります。信頼関係がどんどんできて、色々なことを覚えやすくなっていきます。一日10分程度でも一緒に遊ぶことで必ずきずなが深まるということを飼い主さんは覚えておいてくさい。
また、犬には運動が必要だということはみなさんご存じだと思います。
体を動かす運動ももちろん大切ですが、それと同じくらい頭のストレッチも大切です。色々なことを考えながら動くことで、精神的に成長もしますし、疲労もします。要するに、エネルギーを使うのでストレスが解消されるということになります。
ですので、愛犬に色々な遊びを教えることを、ぼくは強くお勧めします。その導入編として、一番わかりやすいのがボール遊びだと思います。
今回、ボール遊びと言っていますが、ボールに限らず「持ってこい」の遊びのことだと捉えて下さい。ボールではなくてロープのおもちゃやぬいぐるみのおもちゃが好きなわんちゃんでしたら、それでも構いません。ぜひ一緒に遊んでみてください。
持ってこいの遊びを教えると、当然、走って行って戻ってくるわけですから、同じ距離の運動が2倍出来るということになります。それに、飼い主さん自身が動かずに、犬をたくさん運動させることができるので、ものすごくお得です。全身を使って走るので、エネルギーもたくさん使います。
ボールを取って帰ってきて、飼い主に自分のくわえた物を渡す作業を繰り返すので、おもちゃへの執着や独占欲が弱まります。すると、日用品。例えば靴下やスリッパなどを持って行ったときにも素直に手放すようになってくれるという利点もあります。
ボール投げの遊びは、とにかく教えておいて損が無いのでぜひ取り組んで見て下さい。じっくり教える価値のある遊びだと自信を持って言えます。
ボール遊びを教えるときの注意
あまりアクティブに動かないようなら、時間を短めにしてほかの遊びも取り入れながら教えてください。
『離せ』も同時に教えてあげて下さい。おもちゃを二つ用意して、持って帰ってきたら交換して教えるのもいいでしょう。
用意するおもちゃは犬にとって安全かどうか吟味しましょう。
犬の大きさに合わせて、とくに大型犬の場合はくわえると壊れるようなものや小さすぎるものは危ないので注意してください。
好きなおもちゃを探してあげるのも良いと思います。が、飼い主さんが決めたものを好きになるように工夫することも大切です。
ぜひ、愛犬とボール遊びを楽しんで見て下さい。
YouTubeでは、動画でポイントについてお話ししながら小さなトイプードルと実践もしていますのでぜひご覧ください。