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そばの産地で楽しむわがままランチ♪2種類以上のそばや丼を一度に楽しめる!100年以上続く地元の人気店

はらぺこえりむし旅するグルメライター/カフェマニア

もうすぐ新そばの季節を迎える、北海道内屈指のそばの産地・新得町。この町の駅前に、地元民をはじめとした多くの人々で賑わいを見せる人気のそば店があります。そのお店は、JR新得駅そばにある「みなとや」さん。手打ちそばと丼ものを中心とした豊富な商品ラインアップが魅力の同店には、2種類以上のそばや丼を一度に楽しめるわがままメニューがありました。

「みなとや」ってどんなお店?

「みなとや」さんがお店を構えているのは、北海道十勝管内にある新得町。JR根室本線新得駅から徒歩4分ほどの場所にある店舗の横には、お店の専用駐車場があります。同店の創業は大正9年。北海道内屈指のそばの産地である新得町で100年以上の歴史がある老舗であり、地元民を中心に長年愛されてきた名店でもあります。

この日はお昼ごろ入店したため、店内はすでに満席状態。平日のお昼時は近隣で働く人がランチに訪れることが多いようで、さまざまな制服や作業服を身に着けた人の姿が多く目につきました。

あれもこれも食べたい!2種類以上のそば&丼を一度に楽しめる

原材料の9割以上が地元・新得産のそば粉でできている自慢の手打ちそば。やや細めでのど越しが良く、すするたびにそばの良い香りを感じられることが特徴です。また、そばのほかに豚丼、天丼などの丼ものも好評で、そばと丼ものを2種類同時に楽しめる「アベック丼」は同店を訪れた多くの人が注文する人気商品となっています。

店名が彫られた特注の器は、中心に仕切りのある重量感のある陶器でできています。今回いただいたのは、十勝名物の「豚丼」と、鶏肉の入った冷たいそば「冷やしかしわそば(冷やかし)」。豚丼には緑のグリーンピースを、冷やしかしわそばには赤い紅しょうがをそれぞれトッピングし、見た目の彩りもとても華やかです。

そばは通常の1人前の半量程度。しかし、具材がたっぷりと乗っているので、見た目以上の食べごたえを感じられます。

豚丼のご飯は茶碗1膳分くらいあるので、食べ終えたころにはしっかりと満腹になりますよ!

そんな、ボリュームたっぷりのアベック丼には、さらにお椀でかけそばがついてきます。女性には少し量が多めに感じるかもしれませんが、2種類のメインに加えてかけそばまでついて1,350円(税込)という価格はかなりリーズナブルなのでは。(大盛りはプラス100円となります)

いろいろな種類のそばを食べたい方には「五色そば」がおすすめ!天ぷら、三菜、おろし、納豆、とろろといった5種類のそばが小さめの器にそれぞれ盛られてお盆で登場します。

前述したアベック丼よりもボリュームは控えめで、女性でもさらっと完食できるちょうどいい量感。ひとつひとつ味わいが異なるので、通常の1人前のそばよりもやや量が多めな印象ですが、最後まで飽きることなく食べられます。

「みなとや」の詳細情報

【住所】北海道上川郡新得町2条北1丁目
【電話番号】03-5829-6470
【営業時間】11時00分~14時30分
【定休日】水、日曜日
【公式サイト/SNS】なし

そばの名産地で贅沢なランチを楽しもう

毎年9月下旬~10月上旬に新そばのシーズンを迎える新得町。幌加内、江丹別と並ぶ北海道のそばの名産地・新得へ、みなさんも美味しいそばを食べに行ってみてはいかがでしょうか?100年以上地元で愛されてきた「みなとや」さんは、新得町民お墨付きの美味しさを誇るお店なので、ぜひ足を運んでみてくださいね!

旅するグルメライター/カフェマニア

常にごはんやスイーツのことを考えている食いしん坊主婦。興味の赴くまま日本全国を旅しながら美味しい食べ物を発掘し、「旅」と「食」をテーマに地域やお店、商品の魅力を発信している旅人グルメライター。取材や執筆の合間は気になるカフェへ足を運び、これまでに訪問したカフェは1300軒以上!ネットや書籍で情報収集するよりも、実際に自分の足で歩いて見つけたお店や直感で魅力を感じたお店を中心に訪問し、レポート形式で記事を執筆している。ホイップクリームやバターがたっぷりなクレープと卵料理、チーズ、炙りのお寿司が特に好き。コーヒーも飲むけどどちらかといえば紅茶派。お酒は飲めるけどすこぶる弱いのが玉に瑕。

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