【蕨市】日本一早く実がなる「わらびりんご」は、6月に収穫時期を迎えます。
わらびりんごの収穫時期が到来
日本一早く実がなることでおなじみの「わらびりんご」。
直径7cmほど。重さにして150g〜200gほどの小さなわらびりんごは、酸味が強く、そのまま食べるのには少しだけ不向きな品種です。
例年、桜の花が散る頃に綺麗な白い花が咲き、日本一早く実をつけるだけあって、他の品種よりも早い6月に収穫時期を迎えます。
2024年は、わらびりんごを使ったどんな商品が登場するのでしょうか?
昨年はサイダー、シャーベット、クラフトビール、そして……
収穫されたわらびりんごは、搾汁のために蕨市外の向上へと移動します。
その年に収穫されたわらびりんごの果汁を使った商品が最初に登場するのは例年8月。「わらびりんごサイダー」となって販売されます。
爽やかな酸味とシュワッと弾ける炭酸。甘すぎず、サッパリ飲める「わらびりんごサイダー」は、暑い時期にピッタリの人気商品です。
わらびりんごの酸味を生かした「わらびりんごシャーベット」も定番アイテムです。
キャッチコピーは「First Love Flavor(初恋風味)」。初恋が懐かしい方も、初恋真っ只中の方も、初恋はまだという方にもおすすめです。
ひんやり冷たい「わらびりんごシャーベット」は、少し溶けたぐらいで食べた方が、よりわらびりんごの味わいを感じられると評判です。
2022年より販売を開始し好評を得ているのが、わらびりんごの果汁を使ったクラフトビール「わらびりんごサワーエール」です。
一般的なビールのような苦味はほとんどなく、フルーティーな香りと酸味を強く感じる「わらびりんごサワーエール」。
蕨市内の酒販店や飲食店で販売され、例年大きな話題となる人気アイテムです。
2023年に初めての試みとして誕生した「サステなリンゴプロジェクト」も見逃せません。
収穫したわらびりんごの中には、傷がついているものや、落としてしまったことが原因で、加工用に搾汁することができないものも含まれます。これらは、破棄する以外の使い道がありませんでした。
しかし、適切な処理をすれば食べられる状態のわらびりんごも含まれていることに着目し、そんなわらびりんごを、市内の飲食店で数量限定販売したのが「サステなリンゴプロジェクト」です。
収穫量が少ない貴重なわらびりんごを、少しでも無駄にしないためのサステナブルな取り組みも、大きな話題となりました。
今年も「わらびりんご」に注目!
2024年も収穫時期を迎えたわらびりんご。
「わらびりんご公園」など蕨市内の公園や農地、学校で、収穫シーンを目にすることもあるかもしれません。
今年はどんな味わいと楽しみをもたらしてくれるのか?
2024年もわらびりんごから目が離せません!
【スポット情報】
わらびりんご公園
住所:埼玉県蕨市錦町6-5
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