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《ここは異国》妥協を許さないカンペキすぎるベトナムが横浜市にあった!【横浜市泉区】

みうけん地域情報発信ライター(横浜市)

横浜市地域情報クリエイターのみうけんです!

中国、韓国、タイ、インド、ネパール・・・いろんな国の人たちが集まる街、横浜。

そして、いろんな国のお料理が楽しめる街、横浜。

Yahoo!ニュースでは、横浜で楽しめる世界各国のお料理を紹介していますが、今回紹介するのは横浜市泉区となります。

駅からはバスになりますが、横浜市泉区上飯田町・いちょう団地にある、ベトナム料理の銘店。

みうけん一家がもう10年は通っている愛すべきお店。

「タンハー」さんを紹介します!

このお店の裏手には、駐車場も完備されているので、お車でも行きやすいのが嬉しいところ。

駐車場側にも裏口があり、裏口からも出入りできます。

なんと、このタンハーさんは食べログでの「2023 アジア・エスニックEast 百名店」に選出されたという実力店。

それもそのはず、このお店の魅力は「美味しい」だけではないのです。

多くの飲食お店の中から狭き門ともされる百名店に選ばれた、その実力をじっくり見ていきましょう!

店内に入ると、いきなり仏具売り場です(笑)

しかも、日本の仏具とはちょっと違う、中国〜東南アジア圏の仏具。

お線香もちょっと違います。亡くなった方に捧げる宝物もありますね。

亡くなった方が死者の国で金欠にならないように捧げる、紙で出来た紙幣やらも揃っています。

これは文化、宗教の違いなのですが、死者の国でも金欠ってあるんだなぁ、と思います。

店内には食材がズラリ。

いろいろな種類の春巻きの皮や、ビーフンなどの麺類をはじめ・・・。

野菜や冷凍のお肉なども売っています。

どれも、日本ではあまり見かけないものが多いですね。

お菓子やフルーツ、笹の葉に包まれたちまき。

お菓子は実にいろいろな種類がありました。

ドリンクも日本、タイ、アメリカなど色々な国のドリンクが売られています。

この冷蔵庫から好きなものを出して、会計時に空き缶を見せて精算することで店内で飲むこともできます。

◆チャー ジョー(揚げ春巻き:4本300円)

ベトナム風の揚げ春巻きで、我が家では必ず注文するメニューです。

8本入りもあり、そちらは600円です。

カラッと揚がった揚げ春巻きは、その皮が特徴的。

なんと、皮がメッシュなんです。

そのため、油を吸ってベッタリすることもなく、カラッとサクッと頂けます。

この春巻きが好きで、「タンハー」さんでこの皮を買って作ってみましたが、こんなに上手に揚げられませんでした。

簡単そうに見えて、実は技術を要する一品のようです。

中はあっさりと、魚が入っていました。

サッパリとしているのに、旨味がしっかりで美味しいですよ。

◆フォー ガー(鳥肉のフォー:850円)

ベトナム料理ではバインミーと並んで定番ともいえます。

鳥肉をたっぷり入れたフォーで、生野菜もついてきます。

鳥肉の優しい出汁がしっかり効いたスープは、あっさり目の味わい。

油分がほとんど見当たらないクリアなもので、スルスルといただけます。

麺はプチプチとした食感が嬉しいビーフン。

このスープには、この麺が実に相性が良いなぁと思います。

量もしっかり入っていて、食べ応えもバッチリ。

プチップチッとした食感のフォーにシャキシャキの生野菜が、良い相性です。

◆コム スオン(850円)

いわゆる、豚のスペアリブご飯。

ご飯なしのおつまみとして食べることもできて、その場合は600円です。

豚肉はしっかりとタレに漬け込まれたスペアリブ。

お肉の食感をしっかりと残しながら、柔らかく仕上げられていますねぇ。

パッと見、辛いのかな? と思いましたが、まったく辛くありません。

うちの子も気に入ってバクバク食べていたので、お子様でも大丈夫なようです。

ご飯は長いご飯で、少しパラッとしています。

上に乗った目玉焼きは少しコンガリしていて、黄身は半熟。

一見するとなんでもないメニューのようですが、色々なところにこだわりが秘められているのがわかります。

◆バァン ボー ヌォク ズゥ(400円)

こちらはデザートとしていただきました。

優しい甘さのお餅で、餅米というよりもデンプンを固めたものかな?

食べた感じが「道明寺の餅の部分だけ」に似ています。

モッチモチの食感に甘いココナッツの風味が効いており、見た目にも可愛くて、食後にふさわしい爽やかなデザートでした。

◆◇◆後記◆◇◆

今回訪れたのは、泉区上飯田町のいちょう団地。

もともと空き部屋が多かった団地を、難民の受け入れ施設として活用した経緯がありました。

その難民たちが、さらに家族を呼び、子孫をもうけて、地域に根付いて行って多国籍化していった経緯があります。

今でも近隣にはアジア食材店があり、ここ「タンハー」さん以外にもエスニック料理のお店が何軒かあります。

団地の入り口に掲げられた「バイク進入禁止」の看板も、上から日本語、クメール語(カンボジア)、ベトナム語、中国語、ポルトガル語orスペイン語、英語と6カ国語が並んでいますね。

ここ泉区上飯田町・いちょう団地の「タンハー」さんは、その周辺のお店も含めてアジア大好きな方には是非ともオススメしたいお店です。

お試しを!

タンハー (Rettyページ)
045-803-2597
横浜市泉区上飯田町3050
※お店の情報・メニューなどは予告なく変更となる場合があります。
※レビューはあくまでも筆者の嗜好によるもので、皆様のお好みとは異なる場合があります。
※この記事はお店の方の許諾を得て掲載させていただいております。

地域情報発信ライター(横浜市)

愛車はヤマハのシグナスX。原付またいで、見たり聞いたり食べ歩いたり。風にまかせてただひたすらに、ふるさと横浜とその近辺を巡ります。

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