【神戸市中央区】発祥の地神戸・かまぼこの発祥の地はなんと神戸だった!
神戸にある発祥の地を調べていると意外な発祥のものが見つかります。その中のひとつがかまぼこです。かまぼこの発祥の地が神戸だったとは知りませんでした。かまぼこの発祥地の記念碑を紹介しましょう。
生田の森にあるかまぼこ発祥の地の記念碑
かまぼこが神戸発祥とする記念碑があるのが生田神社の裏にある生田の森の中です。木々からの木漏れ日が心地よい鎮守の森として神戸市民や観光客にも親しまれている場所です。
生田の森の西側入り口から入ってすぐのところにかまぼこの発祥が神戸とする記念碑があります。ただここにある記念碑はよく見ないと通り過ぎてしまいがちです。どうしても森の雰囲気に感心がいってしまい碑に書かれてある文章は気に留めにくい雰囲気の場所でもあります。また他にも様々な碑が建立されているので素通りしてしまうこともあるかもしれませんので気をつけて探してみるのがよいでしょう。
この碑によればかまぼこの起源は西暦201年にまでさかのぼるというのだから古い話しです。神功皇后がこの生田の森ですりつぶした魚肉を鉾の先につけて焼いて食べたのが始まりということです。この調理方法では現在のかまぼことはまた違った食べ物だったのでしょう。ただかまぼこの材料となる魚肉のすり身の原形とすればかまぼこの発祥がこのときに起こったということなんですね。
そして1115年の古文書に「蒲鉾」となづけられたちくわに似た絵が描かれていたことからこの年号を用い、11月15日がかまぼこの日となったそうです。
かまぼこは長崎チャンポンのように具材として入っていると美味しさがより際立つ食材だと個人的には思っています。ご興味あればかまぼこの発祥地の記念碑を訪れてみてはいかがでしょうか。
生田の森 (生田神社内)
兵庫県神戸市中央区下山手通1-2-1
JR三ノ宮駅、私鉄各線三宮駅 徒歩約10分