日本中がその魅力に気がつき始めている、伝説の料理といえば…「ビリヤニ」に他なりません。

インド風のカレー炊き込みご飯とも言われるビリヤニ。「伝説」は正直言いすぎてましたが、でも本格派のそれを食べられる機会は、少なくとも、さいたま市においては希です。

個人的な話をさせていただくと、このビリヤニに出会ったのは今から20年ちょっと前。グッド038のインド人シェフ カーンさんが作るそれは、見た目、香り、そして味の全てが完璧にそろった、それまで食べたことの無い衝撃的な料理でした。

そこからはや20年。ビリヤニはだいぶ市民権を得まして、様々なインド料理店で食べられるようになりました。しかし！一言で「ビリヤニ」と言っても地域や調理方法によって様々なバリエーションがあり、僕が食べたいとずっと願っているハイデラバード風のビリヤニはなかなか見ることができません。

さて前振りが長くなりましたが、そんな「ハイデラバード風のビリヤニ」における国内最高峰のお店「ジョニーのビリヤニ」さんが、まさに今、そごう大宮店 お食事ちゅうぼうに出店中なのです。

「ジョニーのビリヤニ」さんのビリヤニといえば、クラシカルなレシピにそった伝統的ビリヤニでありながらも、具材やスパイスの面でオリジナリティを出しており、なおかつそれが想像を遙かに超えるほどにうまい、という逸品です。

今回もそんなビリヤニを堪能すべく「ビリヤニ3種盛り（今回お店で食べられる3種のビリヤニが全て盛られた贅沢セット）」を頼みました。

いやあ、もうビジュアルと香りだけで勝利確定ですよ。今回の3種はそれぞれ「チキン」「マトン（羊）」「サンマ」で、美しい盛り付けによりお皿の中にはまるで宇宙のような深みが発生しています。

3種盛りではビリヤニといえば！の味変ヨーグルト「ライタ」や付け合わせの秋野菜カレーがセットになっており、大変にお得。そのまま食べてもよし、ビリヤニ同士を混ぜてもよし、ライタやカレーも混ぜてぶっとんだ旨味を感じてしまうのもよし、の、食べる楽しみに溢れた組みあわせです。パクチーとレモンも良いアクセントで、すでに完成された料理でありながらも、自分なりのおいしさを追求できる余地があって大変に嬉しい・楽しいですね。

率直に、一瞬で食べ終わってしまいました。うますぎる。

ビリヤニはその製造過程がゆえに、大量生産ができません。なので、もしビリヤニが気になったら、できる限り早い時間単におうかがいするのをオススメします。もちろん続々と炊いてくれるとは思いますし、炊きたてのタイミングに出会えたらそれは本当に幸運だと思います。

僕が世界最高の食べ物として愛してやまないビリヤニ、そのビリヤニ界で日本最強とも名高いジョニーさん。まさかまさか、大宮駅前のそごうで食べられるなんて、こんなに幸せなことはありませんよね。今回の出店は10/8(火)までです。急いで！

率直に言います。みんなで食べて、また次にも来てくれるよう、がんばりましょう。そしてゆくゆくは大宮にも出店を…！夢は膨らむばかりです。