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【東大阪市】紅葉がピーク!江戸の暮らしを現代に伝える日本庭園が彩り豊かな空間に染まっています。

岡田智則webライター(東大阪市)

江戸時代の河内の暮らしを現代に伝える重要文化財「鴻池新田」。大きな池、石組み、樹々が作り上げる空間は美しく、いつも心穏やかにしてくれます。現在大阪では、各地で紅葉がピークをむかえています。今回は「鴻池新田」の紅葉の様子をお届けいたします。

鴻池新田入り口
鴻池新田入り口

「鴻池新田」はJR東西線「鴻池新田駅」の目の前にあります。昔ながらの町屋の雰囲気や庭園、植物の栽培の様子など、江戸時代の暮らしを体験することができる東大阪市の重要文化財です。

鴻池新田入り口
鴻池新田入り口

鴻池新田入り口
鴻池新田入り口

入り口を抜けると、イチョウやもみじが綺麗に色づいており、紅葉を楽しむことができます。これは庭園の様子が楽しみですね。

綿
綿

綿
綿

「庭園」の前に「本屋」の横にある花壇に寄り道。ここには「鴻池新田」の名物である「綿」が植えられています。夏になると綺麗な黄色い花を咲かし、秋には綿が出てきます。毎年秋に収穫されるのですが、見に行った時は少しだけ綿が残っていました。白く可愛らしいフワフワ感にほっこりしますね。

庭園
庭園

庭園
庭園

それではメインの「庭園」の様子を見てみましょう。入り口の近くには大きなクスノキが植えられており、その周りの紅葉が本当に綺麗でした。様々な木々に囲まれている中に、紅葉の赤が作り上げる空間が山の中にいるような感じです。

庭園
庭園

庭園
庭園

そしてなによりオススメスポットが池の周りです。たくさんのもみじが植えられており、綺麗に紅葉していました。「庭園」の紅葉は今がピークで、今年は12月初旬まで楽しむことができるとのことでした。静かな水の音を聞きながら眺めるもみじは格別です。

本屋
本屋

本屋からの眺め
本屋からの眺め

本屋からの眺め
本屋からの眺め

ちなみに、「本屋」の中からも「庭園」を眺めることができます。昔ながらの畳の雰囲気から眺める「庭園」はまた見え方が違います。紅葉だけでなく、松の木など様々な木々が作り上げる庭園の空間を楽しむことが出来ました。外からの音も遮断されるため、静かにゆったりと見学することができますよ。外と中、ぜひ両方見比べて「庭園」の紅葉を楽しんでいただきたいと思います。

鴻池新田

【住所】東大阪市鴻池元町2-30
【アクセス】JR東西線【鴻池新田駅】より南東に徒歩5分
【観覧時間】午前9時30分~午後5時(閉館30分前までにご入場ください)
【休館日】月曜日、祝日の翌日(土・日曜をのぞく) 12月29日〜1月3日
【拝観料】大人300円 中学生以下無料
【お問合せ】06-6745-6409

webライター(東大阪市)

大学院修了後、音楽を用いた地域活性化事業に取り組む。ブログ運営を通して、主に関西地域の魅力を発信している。

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