【市川市】徳川家康と市川市 家康千葉に鷹狩りにゆく ~行徳街道・権現道~
市川市行徳。塩田・街道宿場町として栄えたため寺社も多く、その宮大工や仏師の技を活かして神輿づくりが盛んになったといわれています。現在でも当時の面影を残す建造物が数多く残っています。旧江戸川に並行して通る「行徳街道」。
行徳橋から1キロメートルほど走った先の横道は「寺町通り」と呼ばれています。その寺町通りから行徳街道に並んであるのが「権現通り」です。
死後東照大権現として日光に祀られたことから権現様。権現通りは約1キロメートルの狭い小径になっています。この道は家康が当時東金に鷹狩りにために通った道であると云われています。
その際、家康一行が休息したと伝わる法泉寺をはじめ、
東日本では非常に珍しいキリシタン信仰の遺物で、房総に1基という「キリシタン燈籠」のある妙覚寺。
円頓寺、浄閑寺、正讃時、
地元から目の神様のお寺として親しまれる本久寺、
教信寺、徳蔵寺など16世紀の創建といわれる寺院が建ち並んでいます。
さらに神社も八幡神社や銀杏の大木がある神明神社、胡録神社とまさに寺社の道。小径は白い石畳で舗装されており、各寺社前には立て札での解説があってわかりやすく歩きやすい。
家康を思いながら散歩するもよし。御朱印などをいただきながら寺社特有の空気やそのご由緒を知り、ご利益めぐりもよし。
【権現道】
住所:市川市本行徳8丁目付近