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【綾町】紅葉と夕日が織りなす幻想風景:護国神社で夕暮れ散策

omi地域ライター/パフォーマー (綾町・国富町・西都市)

12月に入り、綾護国神社とその周辺の紅葉がようやく色づき始めました。今回は神社周辺の風景を散策してみました。

撮影日時:2024年12月7日 16時30分頃

・一本一本の紅葉を堪能

綾は照葉樹林が大半を占めているので、紅葉が見られるスポットは限られています。綾の紅葉スポットとして有名なのは吊り橋周辺です。

照葉大吊橋 (2019年12月9日撮影)
照葉大吊橋 (2019年12月9日撮影)

しかし最近は、近場でぽつりぽつり色づいている紅葉を、間近で一本一本じっくり見ることも気に入っています。

ほんものセンター (2020年12月12日撮影)
ほんものセンター (2020年12月12日撮影)

それでは、護国神社周辺の紅葉を一つ一つ観てみましょう。

・夕暮れに輝く照紅葉

境内の紅葉

綾護国神社の境内、その周辺の紅葉は大小含め5~6本くらいです。しかし、立地条件が関係しているのでしょう。夕日の当たり具合が絶妙で、紅葉が美しく輝いています。まさに照紅葉(てりもみじ)と呼ぶにふさわしい光景です。では、まずは境内を見ていきますが、その前に参拝。

境内の紅葉は結構色づいています。

下の写真の若い木は、細い枝に秋の装いを纏い、可憐な姿を見せています。奥に見えるのが、子供たちの遊び場であるツキヤマ。人工的に作られた丘です。16時36分。ちょうど太陽がツキヤマに隠れようとしています。

この場所から数歩左に動くと……

ツキヤマに隠れようとしていた太陽の光が、レーザービームのようにこの木にあたります。まさに夕日と紅葉の競演で、絵画のようです。

では境内を出て、周辺を歩いてみましょう。

神社周辺の散策

高台から見下ろす町並みは、相変わらず見事です。

境内から出て数十秒歩いただけで、陽光の当たり具合が変わります。ツキヤマに隠れかけていた太陽が、ツキヤマから横に離れています。

夕日を満面に受けています。

そして下の写真。水平に伸びる太陽光線が紅葉を貫いています。色づき具合はまだ5分といったところでしょうか。

一方ツキヤマは、夕日の影響をうけず、ただ空が薄暗くなっていくだけです。

ツキヤマの頂上から。ここからだと、どこに紅葉があるのか、全く分かりません。

・夕日と紅葉:暮れゆく季節の調和

以前書いた法華嶽公園の紅葉もそうでしたが、今年は色づきが遅く、見頃まであと数日かかりそうです。護国神社周辺のモミジは、少ないものの、夕日の当たり具合がとても美しいです。高台であること、ツキヤマと太陽の沈む位置関係など、色々な要素が重なっているのでしょう。取材時は12月7日16時30分頃。冬至まで1日約1分、日の入りが遅くなります。夕日の時間を計算して行ってみると、幻想的な光景を見ることができると思います。

綾護国神社

住所:宮崎県東諸県郡綾町大字南俣古城2825番地 (地図)

駐車場:有

地域ライター/パフォーマー (綾町・国富町・西都市)

札幌のすすきの周辺で生まれ育ち、新宿、ニューヨークなど喧騒の場所を転々とする。2017年12 月、新宿に別れを告げ、自然を求めて宮崎県綾町に移住。その瞬間、第一子を授かる。仕事の傍らバンド、そしてタップダンス、パントマイムの舞台活動を行っていたが、現在は活動休止中。身近の知ってそうで知らない情報をお届けしていきます。

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