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【西都市】イチョウ並木の静寂なる秋景色:空想ギャラリーを包む黄金の世界

omi地域ライター/パフォーマー (綾町・国富町・西都市)
撮影日時:2024年12月10日12時頃

2024年、東京ではイチョウの色づきが観測史上最も遅い記録となったそうです。では西都の「友愛の森空想ギャラリー」のイチョウはどうでしょうか?さっそく訪れてみました。

取材日:2024年12月10日昼

・静けさに包まれた空想ギャラリー

森の中の古い協会を改装し、絵や写真の展示会、演奏会などの会場として利用されているギャラリーです。周辺は木々に囲まれ、天気の良い日は木漏れ日が優しく周りを包み込み、神聖な雰囲気です。

「空想ギャラリー」入口
「空想ギャラリー」入口

・イチョウはなぜ『紅葉』と呼ばれるのか?

イチョウの葉は黄色く色づくので、漢字だと「黄葉」です。しかし一般には「紅葉」と表記されることが多いです。これはなぜでしょう?

「黄葉」の読み方は「こうよう」

黄葉は「おうよう」と読みがちですが、正確には「こうよう」と読みます。

どちらも「こうよう」
どちらも「こうよう」

ただし、気象庁では「紅葉」と区別するために、あえて「おうよう」と呼んでいます。なので、黄葉を「おうよう」と読むのはあながち間違いではないのかもしれません。黄葉も「紅葉」と表記されるのは、読み方が同じで、秋の季節感と美的感覚から、「紅葉」という表現が一般的になったと考えられます。

・敷地内は黄金色の景色

それでは敷地内に足を踏み入れてみましょう。すでに落葉が始まっています。黄色い落葉で覆われた並木道が輝いています。

イチョウの奥には、ギャラリーとして使用されている石造りの教会が、ひっそり建っています。

見上げると、見事な黄金色。

教会近くではイチョウに混じり、モミジもありました。黄色の中に赤が映えます。

赤、黄、緑の色彩が鮮やかです。

こちらは黄金の世界に、赤がアクセントとなっています。

イチョウに混じって地面に落ちた枯葉。冬の訪れを感じさせます。

・落ちても美しい黄金の葉

空想ギャラリーの紅葉は落葉具合といい、ちょうど見頃です。太陽の光を浴びて黄金色に輝くイチョウの葉と、黄色い絨毯が、石造りの教会と相まってロマンティックです。それにしても紅葉は落ちても美しいですね。帰りの小道を見ながらそう思いました。

友愛の森空想ギャラリー

住所:〒881-0026 宮崎県西都市穂北5248

時間:10:00~17:00

駐車場:有

地域ライター/パフォーマー (綾町・国富町・西都市)

札幌のすすきの周辺で生まれ育ち、新宿、ニューヨークなど喧騒の場所を転々とする。2017年12 月、新宿に別れを告げ、自然を求めて宮崎県綾町に移住。その瞬間、第一子を授かる。仕事の傍らバンド、そしてタップダンス、パントマイムの舞台活動を行っていたが、現在は活動休止中。身近の知ってそうで知らない情報をお届けしていきます。

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