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【旭川市】「旭川市新庁舎見学会」の様子をお届け! 木のぬくもりや優しさがあふれる魅力的な新庁舎です

みゃあ地域ニュースサイト号外NETライター(旭川市)

2023年9月3日13時から16時30分まで、旭川市役所新総合庁舎の「市民見学会」が開催されました。

見学会で見ることができたのは9階、8階、7階、3階、2階、1階で、4階から6階までは見ることはできませんでした。

見学会の順路通りに各階を案内させていただきます。1階受付で「モデルルート」を渡され、エレベーターでいちばん最初に向かったのは9階「展望」です。

★9階「展望ラウンジ」と「屋外展望広場」

9階展望には「展望ラウンジ」と「屋外展望広場」があります。

「展望ラウンジ」はガラス張りとなっており、天気が良い日なら大雪山や十勝岳連峰が一望できます。晴れた日の風景は美しく、これから市役所を訪れる際はこの風景を眺めたいと思ってしまいました。

「展望ラウンジ」の反対側には「屋外展望広場」があり、とても開放的な空間となっていました。

「屋外展望広場」からは緑道から嵐山方面を見ることができます。ガラスに場所についての記載がありました。ここから旭川の市街地周辺の夜景が見られると思うので、ぜひ夜景を見てみたいですね。

その他、壁面には銘板寄付者の方の名前が刻まれており、探している方がいましたね。木の家具のデザインを説明しているパネルなどもありました。

ガラス越しに真上から8階の議場を見ることができる「議場展望」にもなっていました。議会など上から見学できるようで、市民に開放された議会を感じます。傍聴席から見るのも良いですが、上から少し眺めるのも面白そうですね。

★8階「議場」

「議場」はアーチ状の屋根がまず目に飛び込んできました。光を取り入れ、ナチュラルさと木の温かさも感じられます。 アーチ状の梁には東旭川の市有林で伐採したカラマツ材を使用しているとのことです。

議長席はとても人気で、多くの皆さんが座っていましたね。また議長席の後ろの壁は大雪山十勝岳連峰の山々をイメージしたデザインとなっているそうです。

その他、記者席、傍聴席など椅子の座り心地もとても良かったです。

議場を設計した方たちの話によると、椅子や机などは取り外すこともでき、議場だけではなくいろいろなイベントができるような設計となっているそうですよ。その他、議員の定数削減となった際などにすぐに取り外しなどの対応ができるようになっているとのことです。

★7階「大会議室」

7階は、災害発生時などには「災害対策本部」が設置されるそうです。大きなスクリーンなどが設置されていました。また第一、第二応接室もありました。天候による災害が多くなっており、特に旭川は川が多い地域でもあるので、災害対策本部で指揮系統が統一されると迅速に対応できますね。

★3階「東側執務スペース・市民協働スペース」

3階の「東側執務スペース」には子育て支援部を配置しています。その近くにはキッズスペースや授乳室も設置されていました。

また市民団体などが気軽に打ち合わせや会議などが行えるスペースとして「市民協働スペース」が設けられています。

★2階「総合窓口」

2階には介護保険、高齢者福祉、パスポートやマイナンバーカードなどの窓口を設置してあり、分かりやすい場所に受付のタッチパネル式発券機が置かれていました。

1階と2階は吹き抜けとなっており、光が入り明るく開放的な空間となっていました。市民見学会当日は吹奏楽の演奏があり、2階から見ている人や聞き入る人も多くいたそうです。

★1階総合窓口・エントランスホール

1階は件数が多い証明の交付や転入、転出、出生、婚姻などの届け出のほか、国民健康保険、国民年金や障がい福祉に関わる窓口が配置されています。

エントランスホールは大きな窓が印象的で、光を取り込み、外部の風景を見渡すことができるようになっていました。場所が広いので、ここでいろいろなイベントも開催できそうです。

緑橋通側もガラス窓となっており、周囲の風景を見渡すことができます。

現在は何も置かれていませんが、1階にレストランができるようです。テーブルと椅子は市有材で製作した旭川家具が設置されるようですね。どんなレストランができるかとても楽しみです。情報が入りましたらお知らせします。

★多機能トイレ

「多機能トイレ」が設置され、片まひの人が使いやすいように手すりや操作盤などを配置した洋式便座となっています。オストメイト用汚水流しもあり、フィッティングボード、ベビーシートなども配置されています。

多機能トイレは1階から3階までは南北二か所、4階以上は各階一か所設置されています。使い勝手もよさそうであり、多く設置されていることで来庁する人も安心すると思いました。

★終わりに

市民見学会以降、新庁舎への搬入が始まるとのことです。そのため11月の使用開始まで新庁舎の中に入ることはできないため、開庁前に内部が見られる最後の機会になったようです。

11月に開庁となるので、それまで外観を見つつ、まだわかっていない部分など想像をして楽しみながら待ちたいと思います。見学会には多くの方が参加し、みなさん真剣に係員さんの話を聴いたり、デザインに魅入ったりしていてとても楽しそうだったのが印象的でした。

旭川市の情報

☆旭川市役所新総合庁舎
住所:旭川市6条通9丁目
備考:2023年11月より現庁舎と共同使用予定

地域ニュースサイト号外NETライター(旭川市)

旭川の街の新しさを発信し、また古きや「かつて」を少しでも記事で残したいと考えています。また様々な旭川の話題を情報として発信するオールラウンダー記者を目指しています。 ウォーキングがてら情報は歩いて探し、SNSやサイトで確認しています。 おもにイベントや話題、お店の開店前(建築中・看板掛替)と閉店の情報。歴史情報などを掲載したいと思います。情報を早めに察知し、記事にしていきたいと思っています。

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