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妊娠中のニ児の母が語る!子育て夫婦の絆を深める5つの思いやり習慣

Mommy Ring 綾乃莉子育てサポートライター

夫婦で子育てをする家庭が増えてきている一方で…

只今、第三子を妊娠中の2児の母、綾乃莉です。

最近は夫婦共に家事育児をする家庭が増えてきている印象ではあるものの、ママとパパの思いや行動のズレが生じ、上手く協力し合うというのは容易なことでは無いと感じています。

私も夫婦の協力体制が確立するまでに試行錯誤したうちの1人で、子育てが始まって間もない頃は特に、よくイライラしていたものです。忙しい職務につく夫にはあまり頼れないと分かってはいるものの、子育ては夫婦でしていきたい思いとのジレンマで、始めはよくケンカもしていました。しかし、何度も何度もぶつかり合い、話し合っていくうちに、気付けば2人で協力し合ってする子育て生活が定着しており、今では我が家のパパは最高のパパだと言い切れるくらいに、良好な協力体制が確立されていると感じています。

これをすれば必ず上手くいくという事では有りませんが、参考の一例として、より良く協力し合うために我が家が実際に行っていることを紹介したいと思います。

良好な協力体制へと導く!子育て夫婦の絆を深める5つの思いやり習慣。

仕事から帰宅したら、一緒に家事育児をする

(ママが中心となった子育て生活を例としています。)

幼い子を持つママは、パパが帰宅するまで家事をしながら1人で子供を守り、楽しませ、育てています。経験した方なら誰もが感じる事とはおもいますが、そのようなマルチタスクをこなす時間が長く続くと大きなストレスがかかってしまいます。パパが帰宅する事でようやくパートナーが出来てシングルタスクへと切り替えることが出来、ホッとします。パパは帰宅したら休憩したいところではあると思いますが、ママも疲れている中で頑張っている事を理解し、共に家事育児を行えると良いです。日々一緒にする事で大変さが理解出来、ママがして欲しい内容が見えてきて、より良いパートナーとなっていきます。

両親やベビーシッター、家事代行などのサービスに頼るのはもちろん大切な事なのですが、頼れる環境だからといってパパはやらなくて良い、という訳ではないと思うのです。

仕事が忙しいということも実は全く関係のないことです。

何故なら、子育ては夫婦で行うことに大きな価値があると思うからです。

子育てにおいて、パパやママという存在は子供にとって唯一無二の存在です。大変だからこそ共に悩み助け合う。それが大切であり、子育ての醍醐味だと思うのです。その先には子育てがより豊かなものとなり、家族の絆もより一層深まることに繋がります。

お互いに家事育児の得意な分野を見つける

家事育児と言っても、様々な仕事があります。料理、洗濯、掃除、送迎、子供と遊ぶ、寝かしつける、お風呂に入れる、子供の勉強をみる、しつけ役、名もなき仕事多数…。誰でも得手不得手があるのは普通の事なので、お互いがそれぞれ得意な分野を担当出来ると負担が軽減できると思います。それぞれ出来ないものを責め合うのではなく、出来ないものは助け合い、相手の得意な分野はお任せするといったスタンスをとると、イライラする事は少ないと思います。

例えば我が家の場合は、ママは毎日最低限の掃除を行いますが、子供を見ながらだと中々出来ないようなお風呂の排水口など細かな場所は、パパが率先してとても綺麗にしてくれるので助かっています。

家事育児の全てが出来る事が理想なのではなくて、得意な事を見つけてそこはしっかりすることが長続きする秘訣だと思います。夫婦ともに苦手な事は、第三者に任せる。それも大切な選択肢だと思います。

子供の教育や悩みなど一緒に考えて、子育ての方針を合わせる。

これは、特にとても大切な事だと考えています。子育てには答えがないからこそ、夫婦であっても話し合わなければ分からない事が沢山あります。夫婦間で思いがズレていると、いつか大きな溝となり、夫婦間のすれ違いにも繋がり兼ねません。子供は2人の宝物。その思いをずっと大切にするために、日々の子供の出来事や躾で迷う事、あらゆる事を声に出して話し合いながら前に進むようにしています。そうしてきたことで、どちらかが居ない時でもお互いに安心して任せる事が出来ています。

夫婦のコミュニケーションの時間を作る

内容はお互いに楽しめるものであれば、何でも良いと思います。妊娠中で無い時は、子供達が寝た後の2人での晩酌が最高に楽しめていました。美味しいお酒のお供におつまみを少し豪華なものにして、自宅でも至福のひと時を過ごせました。妊娠してからは、夜は起きれない日が増えましたが、起きれた日は夫にマッサージをしてもらったり、会話を楽しんでいます。大変なときこそ夫婦のコミュニケーションも大切にする事で、家族の時間が快適なものになると感じています。

ありがとう、ごめんねを言いあえる習慣を作る

これは夫婦だけでなく、子供達も一緒に毎日しています。

子育てを始めて間もない頃、ママは子育てをするのは当たり前。パパは仕事をするのは当たり前。そのような考え方が潜在的にあり、その考え方が自分自身の首を絞めていただけでなく、夫にも心からの感謝をする事が出来ていませんでした。

自分は、やりたい事を我慢して子育てをしている、と思い込んで子育て中心の生活を繰り返すうちに、自分自身が子育てロボットのように感じてしまい、どんどん自己が失われていく感覚に陥ってしまいました。しかし、1番上の子が3歳の時。変化が起こりました。

家族全員が毎日の出来事を振り返って、1人1人に「ありがとう」「ごめんね」を言う習慣を始めた事です。子供の教育にと思って始めたのですが、毎日、家族に「〇〇してくれてありがとう」を言って貰えるようになると、家族からの思いや愛情を細かに知れて何とも言えない多幸感を味わえました。同時に、自分自身のしている事は決して当たり前の事では無い事がわかり、子供達や夫を大切に思う気持ちからの行動だということに気付く事が出来ました。そして、その想いは、子供達や夫からも愛情を貰える事によってさらに大きくなっている事がわかりました。

私に母の役目をさせてくれてありがとう。今はそのように感じ、子育てが出来ること自体に意義を感じています。

感謝の気持ちや心の中にある思いは、やはり大人にとっても子供にとっても、伝えることがとても大切だと感じます。これからもどんどん声に出して伝えていきたいです。

子育てサポートライター

1歳と4歳の娘の母。お受験塾に通わずに幼稚園受験に挑み、合格を得た我が家が実践してきた幼児期の親から子への教育に関するノウハウを紹介。その他に、子供の健康・遊び・食事を中心とした今日から使える子育てメソッドをお届けする事で、幸せママ(パパ)への道をサポート。【保有資格】看護師、保健師、乳幼児食指導士、知育レクリエーションインストラクター

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