ダサいお部屋にならないための家具選び!インテリアのプロが教えるバランスのとり方と3つの典型パターン
お部屋が何だかダサいなぁ…
そう感じたときにチェックして欲しいのが
- 茶色いお部屋
- カラフルなお部屋
- 白いお部屋
に該当していないか、という点です。
これらは典型的なダサいお部屋の例で、そして知らないうちに陥っていることが多いので、注意が必要。
この記事では「茶色いお部屋」をピックアップして紹介していきます。
↑ 茶色いお部屋はこのような感じですね。
フローリングが茶色系で家具もウッド、そしてファブリックアイテムもブラウンばかりですよね。
これを統一感があると感じるか、それとも茶色ばかりと感じるかは本当に人それぞれだと思います。
植物と照明があるので多少は解消されていますけど、この二つがないともっと茶色感が増してきますよね。
ぼくはこれを統一感があるとは思えず、むしろ茶色い部屋と呼んでいるんですよ。
確かにまとまってはいるけど、揃いすぎていてつまらない印象のほうが勝っている状態のお部屋です。
これ原因は茶色が好きなわけではなく、何色が合うのかが分からないからだと思うんですね。
木の色はベージュから茶色系の色が多いので、それに合わせておけば間違いないだろうという発想です。
例えばこのお部屋でラグを買い替えるとしたら、あなたなら何色にしますか?
↑ 例えばこういうラグはどうでしょうか。
こちら現状で販売しているかは不明ですけど、実際のラグです。
この紫が合っているのかどうかちょっと分からないですよね。
↑ ではこちらはどうでしょうか。
グリーンやブルー系が目立ちますけど、そもそもこの柄はお部屋に合っているでしょうか。
↑ もっと濃いブルーならこんな雰囲気です。
見れば見るほど合っているかどうかなんて言うのは、分からなくなってくるんですね。
最終的には好みで決めるのが大事なんですけど、その好みで決めるものにしても合っているのかと言われるとなかなか分からないのが現実です。
だから茶色にするわけですよ。
このお部屋はいわゆる同系色でまとめたお部屋になりますよね。
それを極端にした例です。
同系色はかなり合わせやすいので失敗は減ります。
ただ度が過ぎるとこのように、茶色いお部屋になってしまうというわけです。
そういう時に上手く調整する方法として、無彩色と反対色があります。
無彩色と反対色を取り入れてみる!
↑ 例えばこのような感じですね。
こちら先ほどの茶色いお部屋をぼくなりに改善したものです。
これだとまったく茶色いお部屋という感じはないですよね。
じゃあ一体何を改善したかというと、ラグやソファ・ダイニングチェアというファブリック素材、もしくはレザー素材に無彩色を取り入れる。
そして素材がウッドに偏っていたので二つのテーブルの脚をスチールにし、色を黒にしました
さらに思い切ってカーテンをウッドの色の反対色であるブルーにしてみました。
この3つを意識すれば茶色いお部屋になることはまずありません。
ほんの少しスチールが入るだけでウッドばかりという印象がなくなり、そして黒が入ることでメリハリができ、グレーがバランスを取っているように見えます。
極めつけはブルーのカーテンですよ。
お部屋の大部分がベージュなので、反対色のブルーをカーテンという目立つアイテムで取り入れてみました。
このくらいベージュに偏ったお部屋なら、好みはさておきこのくらい目立つアクセントを取り入れてもそこまで違和感は出てきません。
ワンポイントでブルーを使ってもベージュに負けてしまいます。
このように茶色いお部屋になっている場合は、まずは無彩色を使ってバランスを取ること。
そしてわずかでいいのでスチールを取り入れてみる事。
さらにウッドの色で支配されていることが多いので、反対色を思い切って取り入れてみる事。
そのような意識で改善してみると、バランスが取れるようになってきます!
まとめ
意識しないと意外と茶色いお部屋になりやすいので、上手くウッドや有彩色を使ってバランスをとるようにするといいですね!
家具は簡単に買い替えられないので、予め検討してみるのがおすすめですよ!
↑ 動画では茶色いお部屋に加え「カラフルなお部屋」と「白いお部屋」も紹介しているので、合わせて参考にしてみてください!