町中華でラーメンショップの味と出会う!さらにコスパ抜群のワンコインが魅力
トムタムラーメン
トムタムラーメンさんは、小田急線鶴川駅とJR淵野辺駅の中間ぐらいの所にあります。どちらの駅からも車で15分ほどかかり、町田市でもアクセスは良いとはいえない場所で、芝溝街道沿いに位置しています。古くかある老舗のお店ですが、近隣の方がよく通っているイメージです。
女将さんがお一人で営業されていて、ラーメンが中心のメニュー構成ではありますが、定食メニューもあり、日替わり定食などもあります。
ゆっくりと一人分ずつ作られているので、提供されるまで時間はかかります。
その待っている間に、ビール等を飲めたら町中華として最高なのですが、最寄りの駅からは車かバスが便利になるので、なかなかビールは注文できませんね。
それでも、流れているテレビを見たり、新聞や雑誌を読んだりしながら、待っている時間の雰囲気を楽しむのも、町中華の醍醐味な気もします。
ラーメンが1杯¥500という価格設定が素敵ですね。
ラーメン
半炒飯
ラーメンと半炒飯を注文しました。ラーメンは町中華でよく見られる、昔ながらの醤油らーめんを想像していましたが、なんと色が違いますね。
このビジュアルは、ラーメンショップに似ています。スープはやはりラーメンショップの味でした。スープは豚骨醤油で、脂がほぼ入ってないぐらいアッサリしたタイプです。
こちらのお店の前に営業されていたお店は、ラーメンショップと関係があったそうで、今もスープや醤油、麺を使用されているそうです。
近所に大きなバスの営業所があるため、仕事途中の方々が軽く食べられるラーメンになっているのかな?とも思いました。
麺箱には「あさひや」と書かれていました。こちらの製麺所を使用しているラーメンショップもあるみたいです。
麺はラーメンショップには近いものの、やはりちょっと価格に合わせた感じではありました。それでもこちらの麺は、アッサリしたスープと合っていると思います。
チャーシューは柔らかいのが1枚入っていました。
半炒飯は、御飯の茶碗1杯分はあります。他のお店だと、普通の炒飯1杯分の量の所もあると思います。
お隣の方が食べていた丼物が、ラーメンのドンブリにご飯を盛り付けていたので、ビックリです。大盛りかもしれませんが、凄い量でした。
炒飯はパラパラ系に近く、塩味は抑えていますが美味しかったです。ラーメンのスープと一緒に食べると塩味も加わり、これがまた美味しいのです。
半炒飯に、小鉢と漬物が付いてきました。この小鉢の内容は変わるようですが、この日はカボチャサラダでした。何気におつまみにも合う味わいでしたよ。
町中華というと、昭和の雰囲気を楽しむ感じが好きなので、昔ながらの中華そばや炒飯が食べられたら満足的なところはありますが、ラーメンショップ系のラーメンだったのには、少し嬉しくなりました。
しかもお得に¥500で食べられて、半炒飯も注文しても¥1000かかりません。
これぞ!町中華の醍醐味!なんて勝手に心が躍りました。
アクセスは悪く、定休日が無く不定休でもあり、店内に「明日休みます」と書かれていたりしますので、ハードルの高いお店にはなりますが、コロナ禍の厳しい状況でも営業されてこられ、地域の方に愛されているのだなと思いました。
駅からは離れていますが、お近くにお越しの際は一杯いかがでしょうか。
ごちそうさまでした。
こちらの様子をYou Tubeに投稿しています。
店舗情報
トンタムラーメン
東京都町田市野津田町1810-12
(お店の地図)
営業時間
11:00~20:00
定休日
不定休
(店内に「明日休みます」と告知される)
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