ファスナーって色々種類があるけどどれを何に使うの?
服を作る時に、材料にファスナーと書いてあるけど
お店に行くと色々あってどれがどう違って、どれを買えばいいかよくわからない方もいらっしゃると思います
手芸店で買えるファスナーには大まかに用途で分けると
・コンシールファスナー
・フラットニット
・オープンファスナー
・金属ファスナー
という物があります。
コンシールファスナー
コンシール(隠れる)ファスナーといって、つけた時にファスナー部分が表に目立たない作りになっている務歯(レール部分)が樹脂でできたファスナーです。
ワンピースやスカート、脇あきのパンツなど、洋服に使われるファスナーです。
コンシールファスナー押さえという専用の押さえを使うと、簡単につけることが出来ます。
フラットニット
縫い付ける部分がニットになっていて柔らかく務歯がコイル状になった縫いやすいファスナー。
務歯部分が樹脂なのでミシンの針が当たっても折れにくいです。
小物やプリーツスカート、前開きのズボンなどを作りたい時はこれ!
以前はエフロンファスナーと呼ばれるファスナーがあったのですが、そのファスナーと同様の使い方をされています。
オープンファスナー
左右に外すことが出来るファスナー。
ジャンパーとかコルセットとか下まで外さないと着替えられないものに使われます。
薄地用は務歯が樹脂ファスナー
上の写真の物は
一般の手芸店では販売されていませんがクイックフリーという、ある程度の力が掛かると途中からでも外れるオープンファスナーのお洋服が販売されています。
実は今でもファスナーは進化しているんですね!
金属ファスナー
務歯(レール)部分が金属になったファスナー。
バッグやジーンズなどの前開きに使われています。
金属部分に針が当たると折れるので、ミシンに慣れていない方は避けるか金属調のファスナーを使うといいです。
金属調のファスナーは手芸店さんでも扱っている所が出ているので、ミシンに慣れていないけどどうしても金属調のものを使いたい方はこちらを選ぶといいですね!
メーカーさん側の発信だと素材と形状から説明してあるのですが、一般の人は分からないですよね。
撮影協力 サンカクヤ皆春店
YKK ものづくり館