資産3,000万超え主婦が、初めて買った高配当株の話
新NISAが話題になったことで、投資が身近に感じるようになってきましたね。
中には、
「投資信託の積立投資を始めたので、次のステップに行きたい…」
「個別株投資に興味が出てきたけど、どれを買えばいいか分からない!」
という方もいるんじゃないでしょうか?
実際、私が初めて購入したときはどうだったかな〜?というふうに過去を振り返ると、色んな気づきや学びが多かったことを思い出しました。
なので今回は、投資歴7年目の主婦りりなが初めて個別株を購入した時のエピソードをお話ししようと思います。
◆資産3,000万超え主婦の、初めての個別株投資
1番最初に買った個別株は「JT」
私が初めて個別株に挑戦したのは2019年の春頃。
高配当で有名な、JT(日本たばこ産業)を100株購入しました。
たくさんの銘柄がある中で、なぜJTを選んだのかと言うと…ズバリ、配当金目当てだったからです!
本当だったら、業績やチャート分析をして銘柄選定しなくてはいけないのですが、当時はどの株が良いのかよく分からず「配当金銘柄で人気だった」っていう理由だけで銘柄選びをしました。
初めての配当金。まさかの入金ミス?
不安とドキドキが入り混じった初めての個別株購入でしたが…
その後すぐに「配当金」のお知らせが!
100株購入していて、配当金が1株あたり77円。なので、7,700円の配当金があるとのことでした。
株を持っているだけで、こんなにお金がもらえるんだって初めてのことで心が震えましたね。
嬉しすぎて、すぐに100株買い足しました(笑)
そんな配当金に浮かれていたりりなですが、ここにきて衝撃の事実!
お知らせでは7,700円の配当だったのに、後日、入金額を確認すると6,136円と記載されていました。
「1,564円分の差は何?入金ミスでは?」
そう思ってよくよく調べてみると…その時初めて、約20%の税金が引かれていることを知ったのです。
約20%の税金の内訳としては、所得税15.315%+住民税5%=合計20.315%。
当時私はつみたてNISA口座を利用していたので、個別株はNISA枠を使うことができず。課税口座で買うしかなかったんですよね。
投資初心者で、税金がかかることはなんとな~く知っていましたが、実際に(7,700円×20%=)1,564円が税金で引かれているのを見て、税金ってすごく高いんだなって改めて痛感させられましたね。
◆評価損益は…含み損続きの日々
配当金の税金にショックを受けていると、たたみかけるかのようにJTの株価は徐々に下落…。
いわゆる「含み損」ってやつです。
普通だったら、これ以上損したくなくて売ろうかなっという心理にもなると思います。
ですが、「投資は耐えることも大事」と自分を信じて、含み損でも売らずに投資の勉強を続けてきました。
その結果、
- 日本たばこ産業は配当性向が高い
- 物価下落が要因で配当利回りが高い場合もある
このようなことをすぐに理解し、何とか耐えることができました。
「配当性向」や「利回り」と聞くと、どうしても難しく聞こえてしまいがちですが、私の場合、実際に株を買ったからこそ自分事としてスッと頭に知識が入ってきたのかもしれません。
◆実際にやってみて学べたことがたくさん
今思うと、初めての個別株投資は辛い期間の方が長かったような気もします。
- 約20%の税金の高さを実感
- 長い元本割れの期間が続きメンタルやられる
- 株主優待が廃止
何度も何度も心が折れそうになりました。
ですが、売らずに保有を続けた結果…。
2019年は1株77円だったものが、2023年には1株94円へと株価が上がり「含み益30万円」へとプラス転換!
さらに配当金も増配しています!
もちろん「含み」益なので、売却しないと利益とはなりませんし、今後どうなるかは誰にも予測がつきません。
それでも、結果としては今はプラスなわけで、「あの時行動した私ナイス!」と思えるようになりました(笑)
ちなみにですが、JTは今でも200株保有し続けているお気に入り銘柄の一つとなっています♪
買い足す予定はないのですが、まだしばらく持ち続けると思います。
◆まとめ
今回は、私が初めて個別株に挑戦したときのエピソードについてお話ししてみました。
配当金銘柄で人気、っていう理由であの時買ってしまったけど、今振り返るとしっかり行動をしてよかったなって思っています。
実際に個別株投資をすることで、税金について学んだり、含み損を耐えたり…
長期目線で投資をすることの大切さを身をもって経験できたように感じます。
私が普段の発信の中でいつも言ってる言葉があります。
含み損は誰もが経験するもので「投資は鍛錬」。
でも、株価が下がっても慌てずに、自分の信念や投資方針をじっくり考えて、固める。そして経験値を積んでいる最中だと思って未来のために耐えることも大切だと思っています。